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人気格闘ゲーム『GUILTY GEAR -STRIVE-』にブリジットが実装され、いわゆる「男の娘」がにわかに脚光を浴びています。今回はそんな魔性とも言うべきジャンルから、ゲーマーたちに熱烈に愛されてきたキャラクターを振り返ってみましょう。
「だが男だ」が有名すぎる漆原るか
まず男の娘とは、一言でいえば“女の子にしか見えない男性”というパーソナリティを、萌え属性として取り入れたキャラクターのこと。いわゆる女装男子は古典文学や手塚治虫先生の作品でも見られますが、現代的な意味で男の娘を広めたのは、ずばりブリジットだと言われています。
それ以降、ゲーム界隈ではさまざまな人気キャラが輩出されることに。とりわけ有名なのは、やはりアニメ化もされた大ヒット作『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)に登場する漆原るかでしょう。
主人公・岡部倫太郎が彼を形容する際の「だが男だ」という注釈は、あまりにも有名。近年の男の娘を象徴するキャラクターといっても過言ではありません。
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ただ、世界線によっては正真正銘の女性になったりもするので、純粋な男の娘かどうかは微妙なところ。作品のファンも“るかくん派”と“るかちゃん派”に分かれているようですが、そのあたりの好みは人それぞれでしょう。
『Fate』シリーズのアストルフォ
スマートフォン向けゲーム『Fate/Grand Order』では、サーヴァントの1人・アストルフォが有名。東出祐一郎先生による『Fate』シリーズのスピンアウト小説「Fate/Apocrypha」に登場したキャラクターですが、『FGO』にも小説と同じライダーとして実装されました。
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設定的には“美形な男性”とのことですが、ピンク色の髪も相まって見た目は完全に女の子。実際に「Fate/Apocrypha」の中でも、周囲のキャラクターから女性扱いされていました。
そして彼は『FGO』の中で“セイバー”としても実装されるのですが、こちらはバニーガールのような衣装。ライダー版はまだギリギリ男性と言われても納得できるかもしれない鎧姿でしたが、セイバー版アストルフォはより女性サーヴァントに近づきました。
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そもそも「Fate/Apocrypha」での描かれ方が、どう見てもヒロインの1人。ただ、彼は男の娘キャラクターでは珍しく、あまり自身の性別に頓着していない印象です。