
『FF14』開発/運営チームは、本作の高難度レイド「万魔殿パンデモニウム零式:煉獄編3」での不正なフィールドマーカーについて見解を示しました。
本件は、以前から公式フォーラム等で「脱法マーカー」と呼ばれていた規約違反ツールを用いて設置されたとみられるマーカーと、それが広まってしまった一連の事件についての見解です。『FF14』における外部ツールの利用は以前より一切禁止と明言されていたことを踏まえ、この不正なマーカー配置を初めて行ったプレイヤーにはアカウントペナルティが与えられます。
事件を簡単に振り返ると、非戦闘時に地面に接している時にのみ設置できるフィールドマーカーを、ステージ変化が起きる高難度コンテンツにおけるシビアな立ち位置調整に利用したいプレイヤーが、外部ツールを使って通常では不可能な位置に設置。これが元々用意されている他人のマーカーの保存および呼び出し機能が用いられることで一般プレイヤーにも拡散してしまい物議を呼んだというものでした。

「脱法マーカー」として話題にはなっていましたが、前にも述べたように初めに設置されたマーカーは外部ツールを用いた明確な違反行為であったため、該当プレイヤーにはアカウントペナルティを実施するとしていました。
ですが、それを保存・呼び出しで使用していたプレイヤーには、不正を判別するのが難しい状況であったとの理由からペナルティは実施しないようです。ただし、今後はフィールドの外に設置されるなどの不正なマーカーの保存・呼び出しは行わず、現時点の保存データも削除するよう呼びかけています。
また、本マーカーのデータがすでに広まり、データを持たないプレイヤーに不公平が生じていることを踏まえ「万魔殿パンデモニウム零式:煉獄編3」に関して、不正な手段を用いなくても現在広まっているフィールドマーカーと同様の設置ができるよう、一部のフィールドを少し大きくして対応すると発表。パッチ6.21には実装および検証作業が間に合わないため、実装スケジュールは決定後あらためてアナウンスするそうです。