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さまざまな要素が盛り込まれている『スプラトゥーン3』において、プレイヤーによって最も好き嫌いが分かれるものの1つが「ガチアサリ」への評価。苦手意識が強い人もいるかもしれませんが、見方を変えると高度なゲーム性が浮かび上がってきます。
なぜか「苦手」と言われてしまうガチアサリ
『スプラトゥーン3』には、“ウデマエ”を賭けたランク戦として「バンカラマッチ」というモードが存在します。同モードでは単純な塗り合いではなく、時間帯によって入れ替わる4つの特殊ルールで真剣勝負が繰り広げられることに。
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その“ガチルール”において、一番後に追加されたのが「ガチアサリ」。『スプラトゥーン2』で初めて実装されたルールで、マップ上に転がっているアサリを集めて、相手陣地にあるゴールへと投げ込むというシステムです。
ただ、率直に言うと「ガチアサリ」は他のルールと比べて、プレイヤーによる好みが大きく分かれる風潮があることは否めないでしょう。「ガチエリア」や「ガチヤグラ」が高い人気を誇る一方で、SNSなどでは「ガチアサリは苦手すぎる」「ガチアサリだけは無理」と苦手意識を吐露する人の姿も少なくありません。
しかし実際には、「ガチアサリ」は他のガチルールと比べて劣っているわけではないはず。これまで実装されてきたルールの変遷を見ると、その仕様に“必然性”があるように感じられるでしょう。