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ソニーネットワークコミュニケーションズは、同社が提供するインターネット接続サービス「NURO 光」について、9月20日~10月6日までの期間に「通信トラブル」が発生していたことを報告。その調査結果を公開しました。
昨今、ユーザーよりネットワークの安定性に関する意見があったことを受け、調査を実施。その結果、同社通信設備において、限定されたエリアで帯域がひっ迫している状況を確認したといいます。
この事象は、NURO網内における異常なトラフィックにより、帯域が圧迫されたことが原因。9月20日~9月28日にかけて集中的に発生、その後も10月6日まで断続的に発生していたとのこと。
要因調査および対策を進める中で、NURO回線を複数エリアにて多数利用していた特定事業者が管理している端末から、異常なトラフィックが発生していたことが10月4日に判明。すでに特定事業者からの異常トラフィックは停止しており、該当期間における本事象についても解消済みであるといいます。
今後の対策として、同事象の発生を確認した回線については、通信を停止する旨を通知。また、より早期にユーザーの利用状況を把握するため、定期的なアンケート調査とサービス改善内容の公表、さらに「お客様ご意見箱」を設置するとしています。
今回の事象について、同社は「NURO 光をご利用のお客さまおよび関係者のみなさまにご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げるとともに、よりご満足いただけるサービスを提供できるよう尽力してまいります」とコメントしました。