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任天堂は、2023年3月期第2四半期の決算資料を公開しました。
当上期の売上高は前年同期比5.2%増の6,569億円、営業利益は0.2%増の2,203億円、経常利益は36.5%増の3,224億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は34.1%増の2,304億円です。
このうち経常利益については、昨今騒がれている円安の影響で為替差益が764億円発生したことや、受取利息等が増加したことも、その数字の理由に挙げています。
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ニンテンドースイッチ本体の販売台数は、半導体部品の不足の影響などもあり、前年同期比19.2%減の668万台に。一方で発売時期の関係もあってか、有機ELモデルは前年同期比6,211.8%増と面白い伸び方を見せています。
ソフトウェアについては、『スプラトゥーン3』が790万本、『Nintendo Switch Sports』が615万本、『マリオストライカーズ バトルリーグ』が217万本、『ゼノブレイド3』が172万本を記録。さらに、2017年発売の『マリオカート8 デラックス』も307万本と根強い人気を見せています。
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これらの結果、当期のミリオンセラータイトルは15本(自社11本、他社4本)で、ソフトウェアの販売本数は9,541万本(前年同期比1.6%増)となりました。決算情報の詳細は任天堂IRページよりご確認ください。