11月13日、“テトリスの神”と呼ばれる最強プレイヤー・あめみやたいよう選手が『ぷよぷよテトリス』で1vs1生配信を実施。その対戦相手として立ちはだかったのは、なんと『VALORANT』のトッププロとして知られる「ZETA DIVISION」のTENNN選手でした。
◆プロ級の“テトラー”だったTENNN選手
TENNN選手といえば、「ZETA DIVISION」の一員として世界3位にも輝いたトッププレイヤー。生配信では度々『テトリス』の腕前を披露し、Steam版『ぷよぷよテトリス』のレーティングは30,000超えを記録しています。
また以前からあめみやたいよう選手への憧れも語っており、今回の対決で、ついに念願が叶いました。果たして“神”との勝負の行方は…。
最初のうちは緊張もあったのか、ミノの置きミスが目立ったTENNN選手。対するあめみやたいよう選手は、精密かつハイスピードなプレイングで圧倒するなど、格の違いを見せつけていきます。
途中であめみやたいよう選手がHOLDを縛り始めると、TENNN選手も善戦するように。しかしこれで満足することはなく、「俺は本気のあめみやさんとやりたいんだよ」と自らハンデを取り払うよう要求。あくまで対等な状態で勝利をつかみ取りたかったのでしょう。
◆“テトリスの神”も実力に太鼓判
そんな男気に応える形で、あめみやたいよう選手も本気モードに。ところがTENNN選手も戦いの中で成長していたのか、ノーハンデでもラウンドを取得。“TDパフェ”と呼ばれる高等テクニックも披露し、「しっかりTDパフェも覚えている！？」と“神”に一泡吹かせることに成功したのです。
全体で約1時間以上に渡る激戦が繰り広げられ、最終的にTENNN選手は13勝69敗で敗北。最後はお返しと言わんばかりにパーフェクトクリアを2連続で叩き込まれ、一片の悔いもなく無事昇天しました。
とはいえ、うち6本はノーハンデで勝ち取ったTENNN選手。“テトリスの神”を相手取っていたことを考慮すれば、むしろ大健闘と言えるのではないでしょうか。
実際、あめみやたいよう選手も「しっかり上級者レベルなんですよね」「普通にぷよテトで全国大会行っても決勝トーナメントまじで勝ち上がれそうではある」とその腕前を称賛。視聴者からも、「別ゲーのプロでこれはうまスギィ」「他ゲーのプロやってて6本取れるのすげぇよ」といったコメントが続出しています。
まったくの別ジャンルであるにもかかわらず、プロ顔負けの実力を披露したTENNN選手。やはりプロゲーマーは、タイトルを選ばないということなのでしょうか…！
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