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今や1000匹以上も存在する「ポケットモンスター」。その生態は各々異なり、人懐っこい性格のものもいれば、非常に危険な生態を持つポケモンも…。
そこで今回は、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』の舞台となる「パルデア地方」の危険なポケモンたちに注目してみました。
◆「ボチ」人懐っこさは罠か、それとも…
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まずは、おばけいぬポケモン「ボチ」から。その名の通り“犬のオバケ”といった感じの見た目で、頭に刺さったろうそくがチャームポイントです。
性格はとても人懐っこく、少しでも人にかまわれると喜び、いつまでも後をついてくるとのこと。ここまで聞くと、犬のように愛らしいポケモンに思えてくるでしょう。
しかしボチには、ゴーストタイプらしい恐ろしい側面も。その人懐っこさにつられて遊んでやっていると、ボチ自身も無自覚なまま少しずつ生気を吸い取られてしまうとか…。
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少し穿った見方をすれば、ボチの人懐っこい性格は効率的に人の生気を吸収するために身につけた“天然の罠”なのかもしれません。その人懐っこさで多くの人の生気を奪ってきたであろう、恐ろしいポケモンといえそうですね。
◆「シャリタツ」に迂闊に近づくと危険?
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シャリタツは、パルデア地方のオージャの湖周辺で見られるポケモンです。図鑑の分類は「ぎたいポケモン」。まるでにぎり寿司のような外見から、寿司に擬態しているとよく言われています。
寿司みたいなポケモンと言うと、聞こえはあまり怖くないように思えますが、だからといってナメてかかると大変なことになるかもしれません。というのもポケモン図鑑の説明には「弱ったふりで 獲物を おびき寄せ 仲間の ポケモンに 襲わせる」との記述があり、寿司だと思って近づこうものなら餌食になる可能性が…。
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しかもシャリタツが多くいるオージャの湖には、きょうあくポケモンのギャラドスがうじゃうじゃ。そう考えると、シャリタツも危険なポケモンの類いでしょう。
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◆一見可愛らしい「デカヌチャン」だけど…
フェアリータイプのポケモンには文字通り、妖精のような可愛らしいポケモンが多く、パルデア地方に住むデカヌチャンも例外ではありません。
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しかし可愛い見た目に反して、デカヌチャンの手には大きくて物騒なハンマーが。ポケモン図鑑によると「ハンマーで 岩を 殴り飛ばして 空飛ぶ アーマーガアを 狙う」そうで、かなり豪快で危険なポケモンであることがわかります。それこそ人間が迂闊に近づけば、粉々にされてしまいそうな勢い…。
ちなみに標的にされているアーマーガアの図鑑説明には、「飛行中 天敵に 狙われて 客も 危険なので パルデアでは タクシーの 仕事が できないのだ」との記述が。恐らくデカヌチャンのせいで職を追われているのでしょう(笑)。
一見可愛らしい見た目のポケモンでも、図鑑などを読み解くとその危険性を垣間見ることができます。ゲームのストーリーやバトルはさることながら、ポケモンの生態にもぜひ注目してみてくださいね。