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あまりに難易度が高いゲームとして知られている、“壺おじ”こと『Getting Over It』。よほど慣れていないとクリアすることも一苦労ですが、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」には、同ゲームを10分以内で攻略できる配信者が多くいるようです。
◆やたらクリアが早いライバーたち
『Getting Over It』は、壺に入った男性を操作し、険しい山の頂上を目指していくアクションゲームです。手に持っているハンマーを地形に引っ掛けるだけ、というシンプルなゲーム性ですが、並大抵の難易度ではありません。
プレイヤーがミスをするたび、「く~お悔み申し上げます」などと煽るような字幕が表示されるのもいやらしいところ。攻略するために数時間かかることもあるため、忍耐力と集中力が試されるでしょう。
そんな激ムズゲームですが、「にじさんじ」では数多くのライバーたちが困難に挑んできました。先駆者としては渋谷ハジメさんが有名ですが、その頃から数年が経ち、驚異的なタイムを叩き出すライバーも現れています。
たとえば2022年に「VOLTACTION」の一員としてデビューした新人・渡会雲雀さんのクリアタイムは、5分34秒。
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これは「5分台出すまでやり続けるぞ」と題した耐久配信で飛び出した記録ですが、幾度も5分台を連発していました。
そして人気ユニット「ROF-MAO」(ろふまお)の一員である甲斐田晴さんは、「#50日後に金壺になる甲斐田晴」の28日目で、5分32秒というタイムを記録。
さらにその後、配信外でクリア時間5分5秒を叩き出したことを自身のTwitterで報告しています。ファンの間では、「撮れ高を配信外で作る男」と驚愕する声も…。
◆海外ライバーの記録が驚異的
一方で、「にじさんじ」の海外ライバーも負けていません。
昨年12月、「XSOLEIL」のメンバーとしてデビューしたMeloco Kyoran(狂蘭メロコ)さんは、はやくも配信上で8分3秒の記録を出しています。
また、Shu Yamino(闇ノシュウ)さんはTwitter上で、5分きっかりのクリアタイムを報告していました。
そんな猛者たちが集まる中、日本勢も含めた“最短記録”を持っているのが、「Luxiem」のLuca Kaneshiro(ルカ・カネシロ)さん。3分40秒と、5分台を大きく上回る様を配信で見せ付けています。
まさに想像を絶するタイムですが、Lucaさんにとっては十分想定内なのかもしれません。その数カ月前にはTwitter上で3分44秒を記録したことを報告したものの、「Not bad」のひと言で片づけていました。
激ムズゲームを難なく突破していく「にじさんじ」ライバーたち。その腕前はぜひ動画でチェックしてみてくださいね。