Xbox One/Xbox Series X|Sおよび海外ニンテンドースイッチにて1月27日より、名作FPS『ゴールデンアイ 007』の復刻版が配信されました。ただし、日本地域での配信は他地域と異なり、「2023年内予定(ニンテンドースイッチ版)」とされ、まだとなっています。
そこで本稿では、先行して、オリジナルのNINTENDO 64版に加え、Xbox One/Xbox Series X|S版および海外ニンテンドースイッチ版を比較して、スクリーンショットと共にプレイ感や機能の違いを比較していきます。
オリジナルN64/ニンテンドースイッチ/Xbox系の3バージョンを比較!
『ゴールデンアイ007』は、1997年にNINTENDO 64向けに発売されたFPS作品です。映画「007/ゴールデンアイ」を原作とし、『スーパードンキーコング』や『バンジョーとカズーイの大冒険』で知られるレアが開発を担当しました。
本作はまだコンソールにおけるFPSジャンルという市場が成熟しておらず、日本でも馴染みが薄かった時期に発売されました。内容としてはストーリーをなぞりながら多様なシチュエーションでミッションを達成するシングルプレイヤーモードと、様々なルールで撃ち合いを行うマルチプレイヤーモードが搭載されていました。
NINTENDO 64版

タイトル前のロゴ画面です。任天堂やレア社のロゴがグルグル回る演出はスイッチ版配信日決定のトレイラーでもオマージュされていました。
ニンテンドースイッチ版

高解像度で楽しめるため、任天堂やレアのロゴも超ピカピカです。
Xbox One/Xbox Series X|S版


オープニングの前に、Xbox Game Studiosやこのバージョンを開発したCode Mysticsのロゴが登場します。映画版「007」シリーズのMGMやイーオン・プロダクションズの名前も記されています。また、任天堂のロゴは削除されています。
NINTENDO 64版

007の代名詞ともいえるガンバレルのオープニングはゲームでも再現されています。
ニンテンドースイッチ版

スイッチ版です。カッコよさは変わらず、解像度が上がっているためジェームズ・ボンドの顔がや蝶ネクタイがはっきり判別できるようになっています。
Xbox One/Xbox Series X|S版

この画像は違いますが、Xbox版は4K Ultra HDに対応しています。スイッチ版と同様、ボンドがくっきりです。
NINTENDO 64版

ファイル選択画面です。当時のボンド俳優であるピアース・ブロスナンの写真が載っています。
ニンテンドースイッチ版

ピアース・ブロスナンの顔がはっきりと確認できます。
Xbox One/Xbox Series X|S版

こちらも綺麗ですが、なぜかファイル中央のロゴの色が暗くなっています。
NINTENDO 64版

ミッション開始時のカットシーン。FPSであるため、カメラがボンドの周りから一人称視点に移っていきます。
ニンテンドースイッチ版

グラフィックスが高解像度で出力されているため、全体的にわかりやすくなっています。
Xbox One/Xbox Series X|S版

16:9にデフォルトで対応しているため、迫力があります。
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