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背中で魅せるガンガールRPGこと『勝利の女神:NIKKE』。昨年11月に2周年を迎え、今も変わらぬ活気で盛り上がっています。
年明け早々に実装された「ラピ:レッドフード」が大きな注目を集めましたが、続いて1月16日に登場した新ニケ「マナ」も、現役の指揮官(プレイヤー)を中心に話題となっています。
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今回登場した「マナ」は、実装としては今回が初ですが、物語上では以前から姿を見せており、印象的で重要な役割を担うことも多々ありました。そんな彼女の活躍や、実装に合わせてお披露目された射撃姿勢など、マナが持つ魅力を多角的に紹介します。
■「更生館」で出会ったのは、冷静で毅然としたマナ
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「マナ」と初めて出会った場面はプレイヤーの進行次第で変わりますが、凶悪な囚人を拘禁している「更生館」で初対面した人が少なくないでしょう。
更生館では、それぞれ大きな問題を起こして収容された3人のニケと面談し、指揮官が制御し得ると判断された場合、彼女たちが解放されます。その面談を管理する立場として、マナと指揮官が接点を持ちました。
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更生に関わっている時のマナは、上部の判断や規則に基づいて冷静に対応し、指揮官に対しても甘さのない毅然とした態度で接します。そのため、有能さとともに、少し冷たい印象も感じられました。
しかし厳しいことを口にしつつも、指揮官が3人のニケを更生させるまで、面談が中止される事態には至りませんでした。結果論かもしれませんが、強制的には打ち切らなかったマナの心情が、なんとはなしに察せられます。
■その有能さで、メインシナリオでも活躍
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直近のメインシナリオでは、指揮官率いる「カウンターズ」たちがクリスタルに覆われた地域の調査や攻略に当たった際、マナが彼らに助力しました。
予期せぬ敵との戦いでは「Aピラー」と呼ばれる対抗策でカウンターズに活路を開きましたし、100年以上も前に製造されたニケと合流すると、老朽化した言語機能を回復させるため交換修理を行います。
いずれも自分の役割として判断しての行動だと思われますが、全て一定以上の成果を出しており、マナの有能さについて疑いの余地はないでしょう。
■科学に身を置く一方で、過去への敬意も失わず
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そして、役割だけをこなす仕事人間ではないことも、後のエピソードで判明します。さきほど触れた100年以上前のニケ──「グレイブ」は、言語機能だけでなく全身に深刻なダメージがあり、マナが取り急ぎ修理を行いました。
動けるようになったグレイブは、すぐさまカウンターズの任務に加わろうとしますが、それをマナが遮ります。グレイブは時間がないと断ろうとしますが、「あなたが役に立てるようにするための時間です」と、柔らかくも的確な一言を突きつけます。
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そして、グレイブが十分に力を発揮できるよう強化調整し、テスト段階の武装も渡すと提案するマナ。そうした彼女の振る舞いは、ただ任務に従事するだけの立場を超えており、なぜそこまで尽くすのかグレイブが疑問を浮かべます。
その疑問に向き合い、マナはその理由を率直に語りました。グレイブを応急処置した際、優秀な技術者にしか支給されないパーツを使っていると気づき、そして自分のパーツと同じシリーズだと見抜きます。
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そこから、グレイブが自分にとって大先輩にあたること、そして現在のレベルまで高まった科学の礎の一部だったであろうと考え、「そのような方に対する、最低限の誠意だとお考えください」と告げました。
完全な仕事人であれば、グレイブが行動可能になった時点でやるべきことは終わっています。そこからさらに手を加えたのは、過去への敬意。一介の技術者として、先人に礼儀をもって接する姿は、(敢えてこう表現しますが)人としての「美しさ」に満ちています。この出来事で、マナへの印象が変わったプレイヤーもいることでしょう。