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オープンワールドRPG『ホグワーツ・レガシー』の醍醐味といえば、やはり緻密に再現された「ハリー・ポッター」の世界観を堪能できることでしょう。たとえばゲーム内では、お馴染みの呪文がいくつも実装されており、その可能性を突き詰めることができます。
ただしゲームに実装されなかった呪文も多数存在しており、今後何らかの形で追加されることが期待されているようです。今回は、とくにファンたちが追加を夢見ている呪文を3種類ピックアップしてみました。
◆守護霊よ来たれ!
「エクスペクト・パトローナム」は、守護霊(パトローナス)を呼び出す防衛呪文。原作では『アズカバンの囚人』などで、ディメンター(吸魂鬼)に対する唯一の対抗手段として描かれていました。いわば「ハリー・ポッター」シリーズを代表する呪文の1つと言えるでしょう。
ですが『ホグワーツ・レガシー』では、プレイヤーが普段から使用できる呪文としては実装されていません。一応、呪文についての設定は共通しているらしく、とある登場人物が原作と同じような使い方を見せるシーンもあります。
なお、「エクスペクト・パトローナム」の扱いについて、同作を手掛けた「Warner Bros. Games」が言及したことも。発売前からこの呪文の実装について質問が寄せられていたようで、2月5日にTwitter上で「現在のところ、ゲームに守護霊を登場させる予定は発表されていません」と答えていました。
あえて“現在のところ”という言い回しをしているあたり、ひょっとすると後々呪文が追加されるのかもしれない…と期待する原作ファンも少なくないようです。
ちなみに「エクスペクト・パトローナム」によって呼び出される守護霊は、術者によって異なるという設定。たとえばハリーは牡鹿、ロン・ウィーズリーはテリア犬でした。もし実装されるとしたら、自分らしい守護霊を決める楽しみがありそうですね。