◆原作と映画で効果が違う「リクタスセンプラ」
少しマニアックですが、新たな攻撃呪文として推したいのが「リクタスセンプラ」です。原作『秘密の部屋』にて、ハリーがドラコ・マルフォイと決闘クラブで相対した際に、お見舞いしていました。
映画では「宙を舞え」という効果で、被弾したマルフォイが回転しながら吹き飛ばされるシーンが印象に残っている人もいるでしょう。しかし原作では描写がまったく異なっており、「笑い続けよ」という効果で、マルフォイが身動き取れないほど抱腹絶倒する…というシーンになっています。
緊迫した空気をぶち壊しにしないよう、映画版ではシリアスな効果に改変されたのかもしれませんが、もし『ホグワーツ・レガシー』で原作通りに再現されれば、胸が熱くなるファンも多いのではないでしょうか。
ゲーム内では対象を浮遊させる「レヴィオーソ」を筆頭として、相手の自由を奪うような呪文がいくつか用意されており、攻撃時のコンボパーツとして機能しています。「笑い続けよ」の呪文も、同じような使い道を見出せるでしょう。

さらにこの呪文を使えば、平和的に相手の自由を奪えるため、ロールプレイがはかどること間違いなし。「許されざる呪文」を駆使して闇の魔法使いになるのとは真逆に、双子のウィーズリー兄弟のような平和でいたずら好きな魔法使いになりきれるかもしれません。
ほかにも、『ホグワーツ・レガシー』に登場していない呪文は数多く存在します。原作小説や映画を復習しつつ、今後のアップデートについて想像を膨らませてみてはいかがでしょうか。