人気VTuberグループ「にじさんじ」に所属するライバーたちの間で、ニンテンドースイッチのパズルゲーム『Q REMASTERED（キュー・リマスタード）』が大流行。配信内では高度な頭脳プレイだけでなく、さまざまな珍プレイも飛び出しています。
◆次々に撃沈していく個性派ライバーたち…
『Q REMASTERED』は画面上に自由な形を描き、物理演算を利用することによってお題をクリアしていくゲーム。「コップからボールを出せますか？」「ボールを壁に当てられますか？」といった一見シンプルなお題が出題されますが、いずれも一筋縄ではいきません。
現在「にじさんじ」では、数多くのライバーたちが本作に挑戦中。しかし一癖も二癖もあるパズルに悩まされることも多く、たとえば樋口楓さんは3月14日の配信で絶叫交じりの悪戦苦闘を見せていました。
とくに樋口さんを苦しめたのは、Q.26「赤いボールを左のカベに当てろ」というお題。コの字型に囲われているボールを取り出すことができず、コメント欄で「横F」を使うようにアドバイスを受けると、「Fって何！？」「何を言ってんの？」と困惑しながらとんちんかんなオブジェを創造してしまいます。
最終的には糞ファミリー（糞ファミ）と名付けたボールの大量生産作戦でゴリ押しをしてミッションクリア。「なんで行けるねん！」「パワープレイおおくない？」とツッコミを受けつつ、豪快な笑い声をあげていました。
一方、ポンコツキャラでお馴染みのフレン・E・ルスタリオさんも、奇跡のような珍プレイを生み出しています。
事件が起きたのは、3月6日の配信で挑んだQ.17「ヒーローを右のコンテナに入れろ」というお題でした。この問題を解くコツは、上から物体を落としたはずみで、ピンク色のヒーローを上空にはね上げること。
フレンさんもその手法をとったものの、勢いがつきすぎたのか、猛スピードで画面外に飛んで行ったきり、帰らぬヒーローに…。
予想だにしていなかった展開に、フレンさんも「ねえ帰ってきてよ！帰ってきて！」と爆笑をおさえきれず、コメント欄からも「そうはならんだろ」「ある意味天才」と称賛を浴びていました。
◆名言を生み出してしまうライバーも
「にじさんじ」屈指の頭脳派ライバー・剣持刀也さんは、3月12日の配信で『Q REMASTERED』をプレイしました。
よほど自信があったのか、配信タイトルを「天才剣持」としており、「にじさんじでやってる人がたくさんいるんですけどね、ちゃんちゃらオカシイよね」「差を見せていきたいと思います」などと言い放つものの、これが思わぬフラグに。
自信満々な態度とは裏腹に、序盤からあまりスムーズにはいかず、Q.9「ボールを5つ以上お皿に入れろ」というお題で大苦戦。一向に解ける気配がないまま、たった1問で1時間近くが経過します。
剣持さんは「一応言わせてください、僕は脱出ゲームが得意です」「パズル得意なんです」「本当なんです！」と弁解するものの、視聴者からは「現実を見ろ」「もうレイブンクローやめな」と煽られてしまうことに…。
また、壱百満天原サロメさんは3月15日に本作に挑戦し、数々の“迷言”を生み出しました。
どうやらサロメさんも頭脳派を自負しているのか、冒頭から「100満点のIQを持つ女」と自己紹介。しかし1問目をクリアした際、画面上に「YOU DID IT！」（よくやった！）と表示されると、なぜか煽られたと感じたようで「は？ YOU DID ITって負けたってこと？」と呟きます。
クイズの方は序盤こそ順調で、「余裕ですわ！」「簡単すぎますわよー！」「こんなの赤ちゃんでもできますわ！」と余裕そうな態度でしたが、コの字型の囲いからボールを取り出すお題、Q.16「ボールを出せ」で迷走してしまいます。
樋口さんと同じく、「F」を書くようにアドバイスを受けるのですが、まったくピンとこなかったようで無意味な「F」を量産…。サロメさんは「ふざけてるとかじゃなくて本気なんですよ」「怖いわよね、わたくしも怖いの」と、胸の内を明かしていました。
ほかにも椎名唯華さんやアンジュ・カトリーナさん、不破湊さんなど、現時点で30名以上ものライバーが名配信を生み出しています。その激戦の様子を、ぜひ実際にチェックしてみてください。
