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オランダ・アムステルダムの「ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)」にて、『ポケットモンスター』とのコラボレーション展示などが昨年9月から1月にかけて行われました。そのなかで、4人の美術館スタッフが「ゴッホピカチュウ」などを盗んだとして停職処分となっているようです。
◆人気のゴッホピカチュウ横領か
このコラボレーションでは、ゴッホ美術館内での特別な展示のほか、ゴッホの作品にインスパイアされたピカチュウやイーブイなどのオリジナルグッズが販売されました。また、『ポケモンカードゲーム』のプロモカードとして、有名作「灰色のフェルトの帽子をかぶった自画像」をオマージュしたピカチュウのカードも配布。しかし混乱を防ぐため会期中の配布が中止されたほか、オークションサイトで高値で取り引きされるなど話題を呼びました。
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1月24日の地元紙の報道によると、『ポケットモンスター』とのコラボに関する不正行為によって、少なくとも4人のゴッホ美術館で働く従業員が停職処分となったとのこと。詳しくは明かされていませんが、そのうちのひとりはポケモンカードの入った箱を横領したとされています。
なお、ゴッホピカチュウは会期中のゴッホ美術館内や、海外のポケモンセンターオンライン(通販サイト)などでのみ配布されたため、依然として日本国内からは入手難易度が高いままとなっています。