いよいよ発売日が目前に迫ってきた『FINAL FANTASY VII REBIRTH(ファイナルファンタジーVII リバース)』。現在、体験版も配信中であり、2月21日のアップデートによって「ジュノンエリア」が探索可能となりました。
今回はオリジナル版『FF7』や前作『FF7 リメイク』を遊んでいたプレイヤーはもちろん、「今作から『FF7』の世界に触れる」という方も楽しめるという『FF7 リバース』の魅力をご紹介します!
なお、本記事で使用しているスクリーンショットは「パフォーマンスモード(60fpsで動きの滑らかさを優先するモード)」にて撮影されたものです。
いよいよ発売目前!『FF7 リバース』とは?体験版やState of Play特集も配信
本作は2020年にリリースされた『FF7 リメイク』の続編となるアクションRPG。オリジナルの『FF7』の物語を再構築した『FF7 リメイク』プロジェクト3部作の2作目にあたり、前作でミッドガルを脱出し、新たな運命を歩むことになったクラウド達の広大な世界での冒険を描きます。
『FF7 リメイク』のストーリーをダイジェスト形式でおさらいできる動画は、ゲーム内の「FFVII REMAKE DIGEST」でも確認できるようになっています。
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ストーリードリブンな展開であった前作と同様の重厚なストーリーはもちろん、本作では広大なフィールドと多数のサイドコンテンツが用意された、圧倒的自由度のワールド探索を楽しめます。現在配信中の体験版でも、クラウドやセフィロスの過去を描いた「ニブルヘイム編」と、ワールドマップや多彩なコンテンツに触れられる「ジュノンエリア編」をプレイ可能です。
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また、2月7日に配信された「State of Play」の『FF7 リバース』特集では、気になるシーンが満載のストーリートレイラーや、ゲームプレイ映像を交えた紹介映像が公開されました。ぜひこちらも、あわせてご覧ください!
壮大で骨太なストーリーと広大なエリアにはコンテンツ多数!「こんな『FF』がやりたかった」と思える冒険
『FF7 リバース』では、前作『FF7 リメイク』のラストで運命の番人「フィーラー」を打ち破ったクラウドたちが歩む、新しい冒険の旅路が描かれます。本作ではオリジナル版『FF7』で重要なロケーション「忘らるる都」までのストーリーが描かれることが明かされており、オリジナルの『FF7』とは訪れる場所の順番が変化している部分もあることが語られています。
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さらに、『FF7 リメイク』シリーズでは表現力もオリジナル版と比べて格段に向上。当時では描ききれなかったキャラクターの演出も加えられ、オリジナル版をプレイしていたプレイヤーはもちろん、そうでないプレイヤーも引き込まれるようなストーリーが展開されていきます。
特にカットシーンではキャラクターの表情に注目。セリフだけでは伝わらないような細かな心の動きやキャラクター同士の関係性も表現されており、オリジナル版のストーリー展開とは一味違った印象を受けます。
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ディレクターの浜口氏によれば、本作は「サイドコンテンツに触れず、メインストーリーだけをプレイする」場合でも40時間、サイドコンテンツをつまみながらプレイすると50~60時間のプレイ時間が予想されるなど、かなりのボリューム。さらに各地のコンテンツを隅々までやりこめば、100時間は簡単に超えると語られています。
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本作では壁に囲まれた都市の「カーム」や湿地帯、チョコボ牧場の「グリン牧場」といったエリアを含んだ「グラスランドエリア」をはじめ、神羅の城塞都市「ジュノン」とその下に佇む村「アンダージュノン」がある「ジュノンエリア」、絢爛豪華な「ゴールドソーサー」や「コスタ・デル・ソル」のある「コレルエリア」など、いくつかのエリアに分けられたワールドを探索します。
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冒険のお供であるチョコボも各地でさまざまな姿を見せます。それぞれのエリアでは一定の条件を満たすことでそのエリアのチョコボに搭乗でき、「グラスランドエリア」では「ミドガルズオルム」のひそむ湿地帯を泳いで渡れるほか、「ジュノンエリア」では強力な脚力で険しい崖や切り立った壁をスイスイと移動する「山チョコボ」なども登場。それぞれが各エリアに適した能力を持った心強いお供です。
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そして、そんなエリアに用意されているのが、さまざまなサイドコンテンツたち。起動することでエリアの探索拠点が解放される「通信塔」をはじめ、ライフストリームの泉である「ライフスポット」はその場所の深い知識を得られる読み物コンテンツとなっているほか、特定の条件を満たしながらモンスターと戦う「討伐レポート」、「エンシェントマター」をめぐるオリジナルのストーリーなど、「ワールドレポート」のコンテンツは多種多様です。
これらのワールドレポートを埋め、エリアの解析を進めていけばポイントを獲得でき、ポイントでは戦闘に便利なマテリアを交換できます。
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メインストーリーのクエストだけでなく、サブクエストも各エリアで受注できます。サブクエストでは指定された敵を討伐するものをはじめ、メモを頼りに花を摘んだり、チョコボの嗅覚を活かして部品を集めたり、カードを取り戻すべくNPCとカードゲーム「クイーンズ・ブラッド」で勝負したりと、それぞれがユニークな展開となっています。
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また、こういったサイドコンテンツはいつでも取り組めるので、気になるストーリーを一気に進めてから後で遊んだり、適度に寄り道したり、サイドコンテンツは片っ端から埋めたり…と、プレイヤーが自由に進め方を選択できます。
前作から進化したバトルシステムではマテリアやスキルのビルド要素も楽しめる!
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もちろん探索やストーリーだけでなく、アクションとコマンドによる戦略性が融合したバトルシステムも特徴で、大きな魅力でもあります。キャラクターごとに用意されている「固有アビリティ」のほかに、戦闘中に貯まっていく「ATBゲージ」を消費して発動できるアビリティや魔法を、コマンドによって選択していきます。
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コマンドのアビリティや魔法はキャラクターの装備している武器やマテリアで付け替えることができるので、様々なビルドを楽しめます。前作でも「はんいか」マテリアを魔法と組み合わせるなどの要素がありましたが、今作ではマテリアの種類も増え、ビルドの幅も格段に広くなりました。
例えば、組になったマテリアの性能を強化する「マテリアバウンス」は、属性魔法と組み合わせて威力を伸ばしたり、「HPアップ」のマテリアと組み合わせてキャラクターのHPを底上げしたりと、さまざまな使い方が可能です。このほかにも、固有アビリティを自動で使用してくれるものなど、戦闘に便利なマテリアが多数登場します。
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召喚獣のマテリアによるド派手な演出も注目の要素で、前述のワールドレポートを進めるとマテリアの性能も強化されます。召喚獣には自身で攻撃アビリティの指示を出すことも可能で、最後には強力な大技を放ちます。序盤の「グラスランドエリア」では、タイタンのマテリアを入手できます。
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さらに、本作からは「連携アビリティ」と「連携アクション」という、パーティメンバーで協力して連携技を発動するシステムも追加。「連携アビリティ」は戦闘中に一定の条件を満たすことで発動でき、対象となるメンバーや効果もそれぞれ異なります。「連携アクション」もガード中に発動できるものなどがあり、戦闘のさらなる駆け引きを楽しめます。
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こういった連携技を習得できるスキルツリー、「スキルブック」はいつでもリセットや振り直しが可能なので、装備だけでなく、パーティメンバーや連携技を気軽に組み替えて遊べる楽しさもあります。
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連携技や戦闘中にも、ストーリーと同様にキャラクター同士の関係性や絆を感じられるような演出がなされています。互いの名前を呼んだり、息を合わせるように声をかけたり、拘束されて動けないキャラクターを助けるようなセリフがあったりと、旅の仲間に生まれた絆が細かくしっかりと表現されています。
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『FF7 リバース』は『FF』らしさを感じられる重厚なストーリーと、広大なマップと多数のコンテンツからなる、圧倒的なゲームプレイの自由度の高さを両立しています。前作『FF7 リメイク』の続編であり、3部作のうちの中間という立ち位置にありながらも、ひとつのRPG作品として非常に高い完成度を誇っています。
戦闘ではガードや回避を駆使したアクション要素がありつつ、コマンドで柔軟にアビリティを発動させていくなど戦略面も重要視され、単調になりにくいような工夫がされています。もちろん、ストーリーを楽しみたい、バトルを楽しみたいというユーザーのあらゆるニーズに向けた、難易度の調整機能が充実しているのも嬉しいポイントです。
また、本作のストーリーはオリジナル版をプレイしていたプレイヤーでも先が読めないような演出や展開があり、「本作から『FF7』の世界に入る」というユーザーも、既に『FF7』をプレイしたことがあるユーザーのどちらもワクワクするような物語となっています。長年にわたって愛される『FF7』のストーリーやキャラクターを最先端のグラフィックや技術で表現した、まったく新しい『FF7』の世界を『FF7 リバース』でぜひ体感してください!
Game*Sparkでは、本作のプロデューサーを務める北瀬佳範氏とディレクターを務める浜口直樹氏、クリエイティブ・ディレクターの野村哲也氏へのインタビュー記事なども掲載しています。こちらもあわせてご覧ください。
『FINAL FANTASY VII REBIRTH』は、PS5向けに2024年2月29日発売予定です。現在、体験版も配信中です。
© SQUARE ENIX
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION:© YOSHITAKA AMANO
¥75,062
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)