■購入の目安で注目したのは「カラーバリエーション」
最後にもうひとつ、DualSenseの中古品を選ぶうえで、押さえておきたいポイントがあります。中古の場合、「その商品がどれだけ使用されたか」が気になりますが、これを正確に知ることはできません。しかし、ある程度の目安をつけることは可能です。
DualSenseには、いくつかのカラーバリエーションが登場しました。その中でも最も新しいのが、今年の1月26日に発売された「スターリング シルバー」です。仮に「スターリング シルバー」の中古品があった場合、どれほど長くとも3ヶ月ほどしか使われていない計算になります。
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カラーバリエーションの中でも、長く発売されている色は長期に渡って使われた可能性がありますし、発売日が近いほどその期間は必然的に狭まります。もちろん、発売日以降に出荷された中古品もあると思いますが、個々の出荷日まで細かく調べるのは簡単ではありません。カラーバリエーションごとの発売日なら調べやすいので、ひとつの目安にする価値は十分あります。
筆者の場合、「スターリング シルバー」の中古品は残念ながら見つけられませんでしたが、次いで発売日が近い「ヴォルカニック レッド」(2023年11月3日発売)の中古品があったので、そちらを購入。初期色も同じ価格だったので、少しお得に買えたような気分を味わえました。
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中古品は耐久性に不安がありますし、保証の面も万全ではありません。正規品の新品が最も安心できますが、支出も最も高いので悩ましいところ。しかし、ひたすら安さだけ追い求めるのもリスクが大きく、お勧めはできません。
DualSenseを買い替える場合、価格・保証・安心など、それぞれにどの程度の重きを置くのか。その判断を熟考した上で、新品なり中古なりに手を出しましょう。