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毎月数多く登場するゲームタイトルの中から自分に合った作品と出会うには購入前の調査が欠かせません。そんな時に役立つのが製品版の一部を無料で遊べる体験版です。
この記事では、ニンテンドースイッチで今後発売される予定の新作から、体験版があるタイトルを5つ紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
◆『霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』
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『霧の戦場のヴァルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』は、伝統的なSRPGのターンベースの戦略バトルに、カードバトルの要素を加えた作品です。主人公「ヴェルディーナ」が率いるクラウゼヴィッツ傭兵団とともに最強のデッキを作り上げ、立ちはだかる強大な敵と戦います。
本作では、マップ探索と戦闘を繰り返しゲームを進行させますが、初期状態のステージは霧に覆われており敵の居場所が掴めないことも。そこで偵察兵を先行させたり、アイテムを使用して情報を集めるなど、戦略的な探索が攻略の鍵となります。また、マップに点在する施設や宝箱ではカードや装備品の入手・強化が行えるので、重要な戦闘の前にこれらを訪れておくことも重要です。
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戦闘は、マップ探索の最中に敵と遭遇することでカードバトルに移行する方式が採用され、SRPGのターンベースバトルとカードを用いたローグライクデッキ構築を融合した独特なものとなっています。例えば、攻撃や防御などのあらゆる行動はカードの効果として使用することになるので、その場で所持しているカードの性能や相性が勝敗に直接的な影響を与えることも。あらゆる局面に対応できるよう、戦略的なデッキ構築スキルが求められます。なおデッキは、デザインがユニークな100種類以上のカードから最大50枚で構築可能です。
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王道SRPGに、カード型ローグライクの戦略性と運要素が加わった本作。気になった方は、まずは体験版をプレイしてみてはいかがでしょうか。
¥5,926
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
◆『ブレイド・ジャンパー』
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『ブレイド・ジャンパー』は、“ジャンプ攻撃スラッシュ”というただ一つのアクションだけで進める、2Dプラットフォーマーアクションゲームです。ソウルの中心に聳え立つ「ククルタワー」で暗躍する組織「アンリアリティ」を倒すため、「エージェント・レイ」がタワーの頂上を目指す作品となっています。
ゲームシステムは、レイを操作して移動とジャンプ、攻撃アクションを行うだけの極めてシンプルなものです。ジャンプには、横・ナナメ・真上の3パターンに加えて、大・中・小の飛距離が存在。これらの使い分けと、壁の反射やギミックによる移動を組み合わせて上へと登っていきます。
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ステージにはさまざまな敵が存在しますが、ある程度登った先にあるボス戦以外はHPという概念がないため、道中は敵の攻撃に当たっても、ライフが無くなりゲームオーバーになることはありません。しかし、敵の攻撃にはノックバックがあるので、階下に落下しないよう注意しなければなりません。
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基本的に敵はジャンプアクションで倒すか、歩いて斬るかの2択です。“ジャンプ攻撃スラッシュ”というだけありジャンプには居合による攻撃判定が存在するので、簡単な操作でサクッと敵を倒すことができます。また特殊な攻撃手段として、シャキーンというエフェクトがカッコいい、敵の遠距離攻撃を弾き返す技もあります。
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戦闘要素を含むジャンプゲームでありながら操作がシンプルな本作は、ただのジャンプゲームだと飽きてしまうという方にとくにおすすめです。
◆『九魂の久遠』
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『九魂の久遠』は、死した猫「クオン」が現世の飼い主の元へ帰るため過酷な冥界を踏破する2D横スクロールアクションです。プレイヤーは、クオンを操作して現世に繋がる「冥界の門」を開く方法を探し、特異な環境やそこに棲む妖魔を退けながら広大な冥界を探索します。
死したクオンはか弱く、さまざまな脅威が存在する冥界探索の序盤では簡単に死んでしまいますが、他の動物の魂を取り込み能力や携帯を変化させうえで9回まで復活できる「アニマリヴァイヴ」という特殊な能力により、次第に過酷な冥界の環境に適応していきます。
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基本的にクオンが敵に対して取れるアクションは“避ける”ことのみですが、「アニマリヴァイヴ」を繰り返し、より生存と攻撃性に特化した「業魔形態(ヒト型)」へ変化すると敵を“倒す”アクションが可能に。しかし、「ネコには九つの命がある」ということわざ通り、クオンが復活できるのは9回まで…。プレイヤーは、九魂が尽きる前に冥界を踏破しなければなりません。
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切り絵タッチで描かれる美しくも過酷な世界を舞台に、一匹のネコの「死」から始まる幻想綺譚。プレイヤーの選択次第で様々な結末を迎える物語は、プレイヤーに、「命に対する優しさ」を持ち続けることができるかを問いかけます。体験版を通しゲームシステムに納得がいったなら、ぜひ製品版を手に取ってみてはいかがでしょうか。
◆『東京サイコデミック ~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』
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『東京サイコデミック』は、未解決事件の証拠を集めて解決していく、2D×シネマティック・リアル科学捜査シミュレーションゲームです。
プレイヤーは、専門的な能力をもつ仲間と協力しながら、物証や捜査資料などから証拠を集め、実写を使った映像と解析ツールを使って事件を解決していきます。自分自身で推理し、仮説を立て、証拠を集めるという能動的なプレイが求められるのが特徴の作品です。
例えば、プレイヤーが入手した事件に関する写真や資料などの物証は、刑事ドラマに登場するホワイトボードを模したエビデンスボードというものに貼られ、関係性のあるもの同士が線で結ばれます。これにより物証の関係が可視化され、捜査が進展する可能性もあるのですが、貼られた物証によっては逆に真相から遠ざかる原因となることも。闇雲に物証を集めるのではなく、プレイヤーの洞察力や推理力が試されます。
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また、物証となる写真を機材にかけて行う画像解析や2つのディスプレイにそれぞれ映し出される映像をもとに行う動画や、監視カメラの解析など、必要に応じて科学捜査の手法を使い分けることも重要です。
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テキストで物語を読み進めるだけではなく、自分の目で見て考え捜査をしていく新感覚の推理ゲームである本作は、今月発売の新作の中でも要注目の作品です。
¥5,219
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
◆『キャットクエスト3』
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『キャットクエスト3』は、海賊船の向こう見ずな船長ネコが、2.5Dの幻想的な海賊世界を冒険するオープンワールド・アクションRPGです。前2作が、さまざまなプラットフォームで“圧倒的に好評”を得ている「キャットクエスト」シリーズの最新作となっています。
今回の舞台となるのは、擬人化されたネコたちやネズミのパイレーチュなどがいる海洋世界「ニャリビアン」。プレイヤーは海賊ネコとなり、長きにわたり失われていた財宝「ノーザンスター」を求めて世界各地に隠された謎を解き明かし、秘宝のありかを探る旅にでることになります。
ポップで可愛らしいオープンワールドのマップ上にはさまざまな施設やダンジョン、お宝などが点在するほか、パイレーチュやモンチュターが徘徊していることも。本作のバトルは、剣や魔法を駆使して戦うシリーズおなじみのシステムが採用されていますが、新要素としてコンボ攻撃やシームレスな武器切り替えが加わっています。
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また新たに海賊船の操作が可能となったことで、島から島への移動や探索、搭載する大砲を利用した海賊船同士の海戦や陸上の敵への攻撃など、陸上以外の冒険も可能になりました。
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広大な世界ニャリビアンを舞台に、陸・海ともにフリーニャムな冒険を楽しめる本作は、前作未プレイでも楽しめる作品です。
以上、スイッチで遊べる体験版ありの新作タイトルを5つの紹介でした。気になった作品がありましたら、ぜひ体験版を試してみてください。