
PlayStation 5本体と周辺機器が9月2日に価格改定され、全体的に値上げされました。ディスクドライブ版の本体価格は79,980円(税込)、デジタル・エディションは72,980円(税込)と、いずれも7万円を超えています。さらにハイエンドモデルである「PlayStation 5 Pro」が11万9,980円(税込)と明かされたことも大きな話題となりました。
まだPS5本体を持っていない人にとって、この価格改定はかなりの痛手と言えるでしょう。中には、PS5を諦めてゲーミングPCの購入を検討している人もいるかもしれません。
まとまった予算を用意できるなら、ゲーミングPCという選択も十分アリです。しかしPS5と同等以上の性能を求めるなら、値上げしたPS5本体の価格を軽く上回る費用になるのは避けられません。値上げは悩ましいものの、それ以上の出費を割くのは、嬉しい話ではないでしょう。

もちろんゲーミングPCは、ゲーム以外の用途でも活躍できるので、色々やりたいことがあるなら費用分の価値は十分あります。しかし値上げしたといっても、同等のゲーミングPCと比べて、PS5の方が明らかに安く済むのも事実です。
また、PS5で遊べる今後のラインナップも、見逃せない魅力のひとつ。今年や来年発売される注目ソフトの多くは、PS5でプレイできるものも多数あります。今回は、その中から特に見逃せない4本を厳選して取り上げます。今後の要注目ソフトを確認し、PS5を取るか、そのほかの手段を選ぶか、今のうちにご検討ください。
■『メタファー:リファンタジオ』:2024年10月11日発売予定
今後PS5でも遊べるタイトルの中で、まず注目しておきたいのが『メタファー:リファンタジオ』です。本作は、アトラスが放つ完全新作のファンタジーRPGで、ディレクター・橋野桂氏、キャラクターデザイナー・副島成記氏、コンポーザー・目黒将司氏と、錚々たるクリエイター陣が中核を成す一作です。
王の死をきっかけに発動した「選挙魔法」により、期限内に最も高い支持を集めた者なら“誰でも”次の王になれるという、前代未聞の動乱を迎えた世界の中、幼馴染の王子にかけられた「死の呪い」を解くため、主人公は王国中を渡り歩き、様々な人物との絆を紡いでいきます。
その絆は人間関係のみに留まらず、相手の生き様を通して主人公が様々な「アーキタイプ」を獲得します。「アーキタイプ」は、RPGにおける職業やクラスのようなもので、オールマイティーな「シーカー」、剣撃で立ち回る「ファイター」、防御に秀でている「ナイト」、魔法で敵の弱点をつく「マジシャン」、回復に長けた「ヒーラー」など多種多彩。
「アーキタイプ」は進化するため、組み合わせも考えるとまさしく千差万別。主人公だけでなく仲間の「アーキタイプ」も変更可能なので、どの局面にいかなる編成で挑むのか、プレイヤーの判断や好みを存分に反映させて楽しむことができます。
「選挙魔法」に揺れ動く世界の中、様々なキャラクターと出会い、戦略性の高いバトルが楽しめる『メタファー:リファンタジオ』。アトラスがこれまで培ってきた実績と経験を注ぎ込んだ、新たなる幻想世界の旅をお楽しみに。なお、本作はPS5/PS4/Xbox Series X|S/Windows/Steamでプレイできます。