
TGS2024が9月26日から9月29日にかけて開催されました。ゲーマーなら誰もが知るであろう、ゲーマー向けSNS「Discord」もブースを出展し、賑わいを見せました。TGS2022から2年ぶりの出展となります。
ブースのテーマは「ディスコードポリス」。このポリスは警察の意ではなく「メトロポリス(都市)」を指し、訪れてみるとまさに“Discordの近未来都市”が再現されたブースとなっていました。
そこで今回は、TGS2024に出現した近未来都市の模様をお届け。Discordが繰り広げる未来都市の模様を、写真を中心にレポしていきます!
◆新情報がなくともコミュニケーションのネタになる!拘りぬかれた“ディスコードポリス”



まずは外観から。ブースは入り口と出口以外壁に覆われており、内部をうかがい知ることはできません。しかし半透明なパネルで内部に人がいることがわかったり、上を見上げるとサイバーパンクな看板が突き出ていたりと非常にセンスフル! 一角にはワンパスくんが定期的に現れる撮影ブースもあり、テンションが上がります。


Discordの歴史がモニターに流れる入り口を通ると、いつのまにかそこは電車の中……案内してくれたスタッフによると、電車によってディスコードポリスに到達することをモチーフにしているんだとか。行き先が「ディスコード」となっていたり、床に座席指定券が散らばっていたりと芸が細かい。




思わず欲しくなるチケットですが、床に印刷されているだけのようで実際に手に取ることはできませんでした。さて、電車の中を移動しディスコードポリスに移ってみると、そこはゲーム試遊エリアになっていました。

ここではDiscordを使っての通話をしながらの対戦が出来るようです。ちなみに同じ部屋での対戦もできるようで、ゲームの展開によっては新たな友人もできそうですね。ここは無骨な打ちっぱなしの壁、トタンじみた半透明の壁と簡素に見えながらも、昭和レトロを感じさせるポスターがいちから制作されていたりとやっぱりこだわり抜かれたデザインです。


続いては“誰かの自室”といった感じのエリアに。PS用Discordを推す形で、様々な物が置かれています。ちなみに、ここに置かれている恐竜チックなワンパスくんやフィギュアは、ブースでのクエストをクリアすると数量限定で入手可能となっていました。ファンならぜひとも欲しくなるような逸品ですね!筆者は間に合わずでしたが……。




そしてディスコードポリス最後のエリアは、なぜか売店じみた世界。陳列されているその多くは非売品ですが、非売品であるにもかかわらずいちから制作されているとの力の入れように、改めて驚愕させられます。






Discordはコミュニケーションツールとあって、ゲームなどの新情報が来場者の前に明確に提示されるわけではありません。今回のブースはゲーマー心をくすぐりコミュニケーションとしての話題に使える「楽しいブース」であったのは確かです。東京ゲームショウに、またブースを出展してくれることを願いましょう!
