カジュアルエンターテイメントはPC、家庭用ゲーム機、携帯電話などの普及やインターネットの一般化で従来の男性や若年層のみならず、女性やシニア層にまで浸透してきています。このような状況下で両社は、スクウェア。エニックスの持つコンテンツや開発力と、ニフティの持つ有力なポータルサイトやネットワーク技術力を生かしてカジュアルエンターテイメントポータルを共同で構築、運用していくことで合意しました。
まずスクウェア。エニックスは2月29日に株式会社スマイルラボを全額出資で設立し、コンテンツ・サービスの開発及び事業展開の両面で支援していきます。ニフティはスマイルラボに対してサーバー等の設備や課金・決済システム、コミュニティ運営ノウハウなどをインフラを提供する共に、@niftyとの連携で集客を支援します。
スマイルラボの代表にはUSEN、NHN Japan(ハンゲーム)、リアルネットワークスなどで要職を歴任してきた伊藤隆博氏が就任し、2008年夏のサービス開始を予定します。
ニフティは最大手のインターネットプロバイダーとして知られますが、「Y or N - これからは、Yahoo!がライバルです。(社長談)」と掲げ、インターネットを楽しむ新しいコンテンツを積極的に展開しています。