新たなパスワードシステムでは、プレイヤーが所持する携帯電話から認証を行うことで一度きりの使い捨てパスワード(OTP:One Time Password)を発行します。OTPによるログインを続ける限りは、携帯電話を盗まれたりしなければ安全が保たれるというわけです。同時にアンチウイルスソフト「ネイバー PCグリーン」を無料配布し、スパイウェアへの対策としています。
ゲームに人気が出れば、そのデータを狙ってスパイウェアなどが暗躍するのが今のオンラインゲーム界。韓国版『アラド戦記』では、以前よりもセキュリティの強化が課題として挙げられており、消費者からの相談件数がオンラインゲームの中でNo.1であるのに加え、運営側の人手不足などが指摘されてきました。アニメ化も予定されている好調なゲームだけに、今回のセキュリティ強化では足場を固める効果が期待されるところです。