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『GTAIII』作者のギャングRPG『APB』、WEBZENがパブリッシング権を放棄

韓国WEBZENは、MMORPG『All Points Bulletin』(APB)に関する契約を変更、全世界におけるパブリッシング権を放棄すると発表しました。

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韓国WEBZENは、MMORPG『All Points Bulletin』(APB)に関する契約を変更、全世界におけるパブリッシング権を放棄すると発表しました。

『APB』は『GTAIII』で知られるデイビッド・ジョーンズ氏がRealtime Worlds社で作るMMORPG。高い自由度を標榜、現代社会で「ギャング」と法の番人「ロー・エンフォーサー」が抗争を繰り広げるという、『GTAIII』ばりのクライムムービー的な内容となっています。

当初WEBZENは全世界におけるパブリッシング権を取得、運営などのノウハウをRealtime Worlds社に提供する予定となっていましたが、開発の遅れに伴う費用の高騰からパブリッシング権を断念。正式サービス以降の3年間、売上の15%を受け取る形となります。

ハードの進歩に伴う開発費の高騰はゲーム界全体の悩みの種。『APB』の企画自体は2005年頃から動いているとされており、今年で開発3年目に突入したことになります。切りつめようとしてもどこかにひずみが出るのが開発費ではありますが、今回のWEBZENの決定は議論を呼びそうです。

『APB』のコンセプト自体は斬新なものであるだけに、制作者の納得がいく形で世に出ることを期待したいところです。
《水口真》
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