アンドー!: 今年の2月に行ってきたんですよ。フランスとドイツ、イギリスと。2週間くらいをかけて。
cotton: 全部バスで移動したんですよ。
―― え、全部バスで? 国を超えてツアーですか?
M-chan: はい。14時間とか移動しましたね。メンバー10人でバス移動です。4000キロ以上、バスに乗りました。
―― みなさんタフですね!
cotton: はい。私たちはタフですよ(笑)。移動は長かったけど、すっごい楽しかったです。
―― 海外で行なったライブでは、どのような点を意識しましたか?
アンドー!: 海外だと言葉が通じないので、音楽で魅せなきゃいけないなって感じました。ホントに音楽勝負だから気が引き締まります。でも、私たちが音楽で最高のパフォーマンスを出すと、お客さんもわかりやすく盛り上がってくれました。すごい伝わりやすいです。
―― 日本で行なうライブと違いますか?
cotton: 違いますね〜。日本ではピストルバルブを知ってて観に来てくれるお客さんが多いんですが、海外だと違います。「この曲かっこいい」とか、自分の耳で聴いてから、近づいてきて観てくれますから。
M-chan: あと、演奏の反応も違いました。日本のお客さんだと私たちがどんな曲をやっても、わりと暖かい目で見てくれるんですけど……。海外で気づいたのは音楽に対してダイレクトにシビアに反応してくれるんです。
―― 怖いですね。
cotton: いえ、おもしろいですよ(笑)。感じたとおりに、正直に反応してくれますから。
M-cahn: でも、私たちが少しでも自信のなさそうな演奏をしたりすると……。
アンドー!: 新曲を演奏するときにドキドキしたり……とかね(笑)。
M-chan: そーゆーときは、「しーん」ってなっちゃいますね。
アンドー!: おもしろかったのは、インストよりも歌モノの曲が反応がよいことです。彼らにはわからないはずの日本語の歌詞でも、歌った方が盛り上がりますね。インストよりもしっかり声を発してたほうがいいみたい。お客さんと一緒にコール&レスポンスをしていたほうが、みんな楽しんでもらえます。
―― また海外ライブをしたいですか?
cotton: 行きたいですね! フランスっていま、日本ブームなんです。なので、いまが行くチャンスだよねって話してます。
アンドー!: うんうん。今年のフランスは招待されたので、すごく運がよかった!
―― 運だけじゃ招待されないですよね?
cotton: 実力ですかねぇ?(笑)
一同: あはははは!