■■ 以前は秋葉原でもストリートライブ活動■■
―― 噂では昔、秋葉原でもライブをしたことがあるとか?
アンドー!: はい、あります。私たちは元々、ずっと渋谷の代々木公園で路上ライブをやっていたバンドから始まってるので、むしろヨーロッパでライブができたってことのほうがビックリなんです。
cotton: 路上では機材もないしマイクもない、そんな状況でライブをするのは慣れているんです。どんな場所でもやれるぞ! みたいな。
アンドー!: 機材らしい機材と言えば、DJ用の小さい電源くらいですね。電源だけは持っていって発電してました。
cotton: そう言えば、電源トラブルで音が止まっちゃったこともあったよね?
アンドー!: あのときは生音だけで演奏できる曲を続けてたっけ? そんなこともありましたねぇ。
―― ハプニング、トラブルに強いんですね。
cotton: 強いですよ〜! ストリートだから強風のときなんて、帽子が吹っ飛んで行っちゃったり。
M-chan: たしか秋葉原のときも飛んでいったよね。
アンドー!: 飛んで行った! 飛んで行った!
久永: 秋葉原って、中央通りで演奏したんですか?
cotton: いえ、お祭りに招待されていたので、秋葉原駅のすぐ横にあった広場で演奏させていただきました。
M-chan: それでもあのころはインディーズだったから、私たちの名前はぜんぜん知られていなかったんです。でも、管楽器のバンドで10人もいるので、それだけで珍しそうに人が集まってくれて聴いてくれたんです。今回のタイアップもそれと同じで、音楽に興味がないゲームファンの方に「なんか管楽器の音楽って普通と違うな?」と感じてもらえたられしいな〜って思います。
cotton: そしてライブを観てくれる第一歩になってくれればいいな〜。
―― やはりピストルバルブはライブバンド?
一同: そうですね!
―― インディーズからメジャーになって変化した部分は?
cotton: インディーズのころは渋谷で活動してたのですが、テレビとか雑誌の媒体に載せてもらうことによって、関東以外の人たちにも私たちのことを知ってもらえる機会が増えたことですね。
アンドー!: ツアーできるようになったのも、メジャーデビューできたからだと思います。でも、気持ちはインディーズのころと変えないようにしてるし、昔のままのロックバンドでいたいです。
cotton: だからと言って、進化すること自体は怖いと思っていません。基本はロックでありつつ、今回のようにゲーム音楽にチャレンジしてみたりとか。いろいろな新しいことを取り入れて、自分たちの可能性を見つけていきたいです。
―― ゲームの音楽でピストルバルブみたいな曲は珍しいと思います。ユーザーはビックリするんじゃないですか?
久永: ですよね。私も覚えてる限りでは、ホーンロックバンドのテーマソングはありませんね。
cotton: それはすごくうれしい! 初めてのコトとか、好きなんです。
アンドー!: うれしいねぇ〜。私たちって、人がやってないことをするのは大好きなんです。
―― いままでの活動のなかで、印象に残っていることは?
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M-chan: ファーストアルバムなので、できるジャンルや曲調など、全部詰め込んで作ったアルバムを発表させてもらったんです。
アンドー!: いまできることのすべてを引っさげて、それで全国を回ったんです。みんなすっごい気合が入っていました!
cotton: 「ファンのみなさんが待っているんだ!」と思いました。みなさんを絶対に楽しませたいし、私たちも楽しみたいってね。特に最後の渋谷ファイナル公演は熱かったです。