ゲームは1944年の欧州戦線が舞台で、ノルマンディー上陸作戦後の西部戦線と東部戦線という、2つのキャンペーンが楽しめます。前者では米英の連合軍を率いてドイツ軍を攻撃し、後者ではドイツ軍を指揮してソ連軍の侵攻を食い止めるというもの。「ドイツ軍でソ連軍と戦う」という、『アドバンスド大戦略』的な要素もあるのがユニークです。ブースでは西部戦線キャンペーンのうち、チュートリアル的なミッションと、パリ進撃ミッションの2つがプレイでき、さっそく前者をプレイしてみました。
ゲームは米第82空挺師団がノルマンディー郊外に降下するところから始まります。最初の任務は連合軍が戦闘の拠点となる農村の橋を確保するというもの。プレイヤーに与えられた小隊は4つの分隊から構成され、分隊ごとに指示を出して行動する仕組みです。マウスホイールでカメラ位置を上空から地面すれすれにまでスムーズに移動でき、今風のミリタリーRTSの迫力が堪能できます。なおチュートリアルのためか否かわかりませんが、いわゆる「生産要素」は確認できませんでした。
続いてのミッションは別の小隊を率いて、味方軽戦車の進撃のために、対戦車砲陣地を無力化するというもの。それが成功すると、両小隊と軽戦車部隊を率いて、左右から88mm砲陣地を挟撃するミッションに移ります。このあたりで筆者の部隊はあえなく戦場の露と散ってしまいましたが、UIが非常に親切で、全編英語にもかかわらず、快適にプレイすることができたのは秀逸。このタイトルを見ていると、「洋ゲー」=不親切なUIというイメージは、完全に過去のモノになったなあと感じさせられます。
プレスリリースによると、キャンペーンの終盤では1000ユニットほどが入り乱れて戦う大規模戦闘が楽しめるようで、ほかにもスカーミッシュ(小規模戦闘)や、デスマッチなどのマルチプレイヤーモードもあるとのこと。ミリタリーRTS好きならガチで楽しめそうです。仮にスクエニさんから発売されないとしても、どこか替わりのパブリッシャーで国内発売が行われたり、ダウンロード販売の可能性はないかなど、想像を巡らせてしまうタイトルでした。
編集部おすすめの記事
PCゲーム アクセスランキング
-
【特集】『無料で遊べるPC用ホラーゲーム』20選―国内&海外の極上フリーゲームを厳選!
-
スマホアプリがPCで遊べる『BlueStacks 4』正式版、配信開始―「より軽く、より速く」を実現!
-
『ランス01 光をもとめて』を手掛けたイラストレーター・魚介氏と、ディレクター・いってんちろく氏が「アリスソフト」を退社
-
『VALORANT』世界大会で「キーボード」に注目!?プロゲーマーたちのクセが強いプレイスタイル
-
『Apex』渋谷ハルさん主催「VTuber最協決定戦 SEASON.03」試合結果まとめ! 優勝チームは…
-
第7回「CRカップ」順位結果まとめ!『Apex Legends』インフルエンサーの祭典で頂点に輝いたのは?
-
『Apex』キーマウ勢必見!海外プロも愛用するリコイル制御術「ジッターエイム」とは
-
誰でも自分にピッタリなセンシが決まる!?初心者FPSゲーマーが試すべき“完璧な感度”の見つけ方
-
熾烈を極めた第4回「CRカップ」の順位発表まとめ!『Apex Legends』インフルエンサーの祭典で栄冠に輝いたのは…?