もちろん早速触ってきました。
今回体験できたのは「PlayStation Move」の基本コントローラーの部分(昨日の発表では拡張コントローラーの存在にも触れられました)。遊べたゲームは『Move Party』(仮称)というミニゲーム集と、コントローラーの性能を見せるための技術デモの2種類です。
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ソニーブース | こちらはMoveのロゴ | Move Party(仮称) |
どちらも共通して言えるのは、精度は非常に良いということです。Wii MotionPlus以上の精度と言っても良いでしょう。また、テレビ側にはカメラも付いているため、顔認識ももちろん可能です。AR的なゲームにも向いていそうです。
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顔やプレイヤーの認識も |
技術デモではコントローラーを剣やハンマー、グローブ、PS3のロゴなどに見立てて、自由に動かす事が出来ましたが、平面的な上下左右の動きは当然のこと、前後奥行きのある動きや、コントローラーを垂直に持って回転させるなどの動きもきちんと補足されていました。剣を振りまわすようなチャンバラゲームでも十二分に楽しめそうです。
『Move Party』(仮称)は複数の楽しみ方が出来るミニゲームが収録されているゲームで、コントローラーを動かしてキャラクターの髪を切ったり、ハエ(?)叩きをしたり、風を起こして落下してくる鳥を上手く巣に誘導する、といったゲームがあり、ゲームとしても面白い物でした。
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コントローラーには表面に「PlayStation Move」のロゴの入った大きなボタンのほか計6つ(スタートボタンを含む)、裏面にもトリガーボタンが用意されています。『Move Party』(仮称)でも大きなボタンなどを使っていました。
操作感覚は良好ですが、とは言え、モーションコントローラーという観点では、まだようやくWiiに追いついたというレベルであることも確かです。Wiiでもそうですが、コントローラーを活かしたゲームというのはなかなか無いものです。しかし後付けの周辺機器である以上、モーションを活かしたもの、さらにカメラの存在を活かしたゲームが求められますし、一ユーザーとしても新しい発想のゲームが生まれることを期待したいと思います。