舞台は2080年の東京。ロボット産業が発展した未来の日本で、人間そっくりのロボット開発が発覚。国際機関であるIRTAが査察に入ります。主人公はIRTAのダン・マーシャルとその仲間という多国籍チームです。今回のデモでも渋谷の見慣れた景色がありながらも、主人公は外国人という対比も面白い作品です。
場面場面でステージ特性に応じてチームを組み替えていきます。登場人物には特徴があり、ステージによって連れていける人数が制限されます。戦闘中や移動中にはボイスコントロールで各メンバーに指示を出すことができます。個人に発する場合は名前+命令、全体の場合は命令だけでOKです。常時40~50ワード程度を認識するようになっていて、かなり精度は高そうでした。各メンバーを自在に操り戦略的に進めるゲームかと思いきや、メインプランーの佐藤氏によれば「ファジーな感覚も残した」とのこと。
各メンバーには信頼度というステータスがあり、信頼度が低ければ無茶な命令は拒否されます。ピンチの時に助けたり普段の会話から信頼度を高める必要があります。ただし、逆に信頼度が高すぎると、無茶な作戦を提案してくるようなこともあるそうです。
戦闘は一般的なTPSの感覚で、エネミーには部位破壊の要素があり、種類によって破壊されるとAIが変化していくことがあるそうです。例えば、頭を破壊されると混乱して味方を攻撃する、などです。弾数は無制限ではないため、適切なポイントを破壊して効率よく戦闘を進める必要もありそうです。
本作のゲームエンジンは内製で、「特に名前は無い」(佐藤氏)とか。メモリの消費を抑え、ゲーム的な表現が得意な物理エンジンも搭載しているとか。
ゲームはフルボイスで、日本語ボイスとなります。オプションで英語ボイス+字幕も選択できるようにしたいとのことでした。ボイスコントロールがゲームの鍵になりますが、Xbox360の標準ヘッドセットや、PS3ではそうしたものがないので、ソフトに同梱する形を考えているとのこと。
インサイドでは名越氏にもお話を聞くことができました。そちらは追って。
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