発表によれば、電力の逼迫が予測される東北電力、東京電力、関西電力、および九州電力エリアで今年12月中旬より2012年3月までをめどに、コカ・コーラシステムの缶・PETボトル飲料自動販売機を対象として、コンプレッサー機能の停止による節電対策を実施する。自販機内部に付属するリモコンのタイマー機能を利用するという。節電は冷却機能のみに限り、ホット飲料については「“暖かいものを飲みたい”というお客様の需要が大きい」(花井氏)ことから、これまで通り通常の保温となる。節電効果は最大で24%程度が予想されるという。
なお、コンプレッサー停止の実施時間は「3〜4時間程度」(花井氏)だが、具体的な時間帯と実施時間については電力会社と協議の上、決定するという。
また屋外の自販機のうち、LED照明搭載以外のものについては、照明に使う蛍光灯の数を減らして点灯するなどの節電を実施する。屋内設置自販機は24時間の消灯を継続する。
今回対象となるの自販機の台数と販社は東北電力が10万台(3社)、東京電力が25万台(4社)、関西電力10万6000台(3社)、九州13万台(2社)。その他のエリアについては、電力の需給状況を見きわめながら、政府・自治体・電力会社の意向と連動して、必要な時期に適切な対応をおこなっていくとのことだ。
これまで、同社では電力消費の少ない温熱システムであるヒートポンプを約15万台導入し、太陽光発電システムを備えた「ecoる/ソーラー」自動販売機や「ルーフ緑化」自動販売機など特に消費電力削減を達成した自販機を導入するなどの省エネを推進してきた。また、2012年度から新規購入する、対応が可能なすべての缶PET自販機について、製品ディスプレイ部の照明にLEDを採用した機種としていくことを既に決定している。
日本コカ・コーラ、今冬の節電対策を発表……コンプレッサー停止と照明減で
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