『ロリポップチェンソー』は、グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏が手掛ける新作のアクションゲームです。舞台となるのはアメリカの「サン・ロメロ ハイスクール」で、ゾンビハンターの家系に生まれた女子高生の主人公・ジュリエットが、突如発生したゾンビに対しチェーンソーで立ち向かっていくというものです。
イベントステージの司会は本作のキャラクターボイスも担当した渡辺明乃さんが務め、壇上には須田氏、週刊ファミ通の長田英樹氏のほか、ジュリエットのイメージガールとして川本まゆさんが登場しました。川本さんはアメリカ出身にくわえて極心空手を得意としており、須田氏を相手に組み手も披露。ジュリエットのイメージにぴったりの様子に拍手が巻き起こりました。
■須田氏より、トレーラーを交えたゲームの解説
ゲームの紹介に移ると、須田氏がストーリーやゲーム性について解説。ゾンビアクションというと血まみれのホラーゲームといった印象を抱きますが、この『ロリポップチェンソー』はハートや虹が飛び交うポップでキュートな「全く怖くない」ホラーゲームだと強調します。
続いて、アクションの基本となる「チアアタック」「チアジャンプ」「ローアタック」「チェーンソーアタック」といった4つのアクションや、組み合わせることで炸裂する強力なコンボ技、チェーンソーのフォームチェンジや恋人である「ニック」との協力アタックについて説明するトレーラームービーを放映。観客からは拍手や歓声があがります。
川本さんはジュリエットと同様のボンボンを持ちながら「キラキラしてすごく可愛いボンボンがチェーンソーに変身するんですよね。技もたくさんあって、空手をやっている身としても羨ましく思えます」と興奮気味にコメント。
一方、長田氏は、CERO:D(17歳以下対象)の通常版と、CERO:Z(18歳以上対象)の「PREMIUM EDITION」といった2種類のパッケージで発売するという、業界で初めての試みに注目しています。「花火が上がったりと画面がずっとキラキラしすぎってくらいでした、Zのほうはドロドロしてるんですよね」と、女性やゲーム初心者だけでなく、コアなユーザーも楽しめるよう異なる演出を用意。ファンにとっても嬉しいポイントになりそうだと感想を述べます。
キャラクターについてのムービーでは、恋人であるニックが何故「首」だけになってしまったのか?一体誰がこんな事態を引き起こしたのか?といった物語の謎や、ジュリエットに負けない強烈な個性をもった家族の集結する様子も。さまざまな敵の登場によるピンチの連続をどう切り抜けていくのか、本作への期待が高まるものとなっていました。
さらに、開発スタッフによる実機のプレイ画面も披露。豊富なギミックやキャラクター同士のかけあいなどコミカルな部分をはじめ、ニックの「お助けモード」や空中から襲い掛かるゾンビの迎撃など、今すぐ試してみたくなるようなテクニックが次々と飛び出します。またPS3とXbox360ではジュリエットのボイスが異なりますが、1度クリアすればどちらでも楽しめるようになるとのことです。
長田氏は「何でもアリの、須田さんらしいゲームですよね。ゾンビアクションながら笑いもある、楽しい作品になっていると思います。ぜひ試遊をして、体験してみてください」とし、川本さんは「これから全国体験キャラバンが開催されます。追加の体験会場もホームページで発表されていく予定なので、ぜひチェックして遊びにきてください」といったコメントを残して退場しました。
■サプライズゲストは「これはゾンビですか?」の蜂屋氏とハルナ
ここでサプライズゲストとして「これはゾンビですか?」の角川書店プロデューサーである蜂屋誠一氏と、登場キャラクター・ハルナのコスプレが登場しました。蜂屋氏は『ロリポップチェンソー』とのタイアップに対し「最初にお話しがあったときは、チェーンソーでゾンビを斬るといってもぬるいゲームだろうと思ったんです。ところがすごい演出で、ぜひお願いしたいと思いました」と経緯を説明します。
「ゾンビ」と「チェーンソー」などの共通点をもつ2作品ですが、新しいタイトルである『ロリポップチェンソー』にも色々な方向から興味をもってもらおうと、企業の垣根を越えたタイアップが実現。このほか『シェンムー』などのシナリオ経験をもち、ゲームとゾンビ好きで知られる作家の沖方丁氏による熱い推薦コメントも届きました。
最後に須田氏は「日本では6月14日に発売しますが、同じ週に北米やオーストラリア、ヨーロッパで世界同時発売となります。ぜひ海外版も遊んでくださいと言いたいところですが、PREMIUM EDITIONには英語の音声も入っています。レーティングの変更もありませんし、ぜひ18歳以上の方はPREMIUM EDITIONを購入してください。もちろん通常版もよろしくお願いします」とアピールしました。
『ロリポップチェーンソー』は、6月14発売予定で価格は7,980円(税込)です。
(C)KADOKAWA GAMES / GRASSHOPPER MANUFACTURE
関連リンク
編集部おすすめの記事
ソニー アクセスランキング
-
PS5の“クリエイトボタン”では何ができる?よりスムーズになった機能を体験
-
テトリスがちょっぴり苦手な『ぷよテト2』プレイヤー向け、テトリス基礎知識!覚えるだけで序盤の動きがグッとレベルアップするぞ
-
カプコン公式「ミス春麗決定戦」で「ザンギエフ」が優勝、その結果と再現度に会場困惑
-
『原神』稲妻の各探索ギミックを解説!雷の種から結界まで、新天地の冒険を“13項目”でサポート
-
『モンハン:ワールド』俺たちの相棒「受付嬢」のかわいい姿を見よう! “全DLC衣装”でじっくり楽しむ受付嬢フォトコレクション【ワールド編】
-
『モンハンワールド:アイスボーン』現時点で判明している新登場モンスターをまとめてチェック―ハンターを待つは大ボリュームの24体!【特集】
-
『モンハン:アイスボーン』ミラボレアスの初見クリア率は約7%! 初戦の狩猟結果&先駆者たちのアドバイスを紹介【アンケート】
-
『原神』稲妻には“自力で”行けるのか?ガイアやボートを駆使し、大海原を進んでみた
-
『モンハン:ワールド』モンスターの寝顔10選―意外とカワイイ…かも?
-
『バイオハザード ヴィレッジ』名言・迷言集! まったくよくない「よし」をはじめ、本作はスゴいセリフで溢れているぞ【ネタバレ注意】