人生にゲームをプラスするメディア

『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』消化率は80.17%、予約本数は128.6万本

メディアクリエイトによると、ニンテンドーDSソフト『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』の初週消化率が80.17%であることが明らかとなりました。

ゲームビジネス 市場
メディアクリエイトによると、ニンテンドーDSソフト『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』の初週消化率が80.17%であることが明らかとなりました。

6月23日に発売された『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト』ですが、昨日お伝えした通り発売2日間で156万本を売り上げ、2012年一番の販売本数を記録しました。内訳は『ポケットモンスター ブラック2』が81.7万本、『ポケットモンスター ホワイト2』が74.5万本。

2010年9月18日に発売された『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の255.8万本程の勢いは無く、2006年9月28日に発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』の初週158.9万本とほぼ同規模の数字になっています。

初週消化率で見てみると、『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』が80.17%であるのに対し、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』は87.65%であることから、前作より下回っています。また、予約数に関しては128.6万本。こちらも過去最高記録の前作188.2万本には及ばず、歴代シリーズ作で2番目の数字となりました。

数字が前作程伸びなかった要因として、メディアクリエイトは「今作はタイトルに初めて『2』と冠したことで、どういった位置づけの商品なのかユーザーに分かりにくかった可能性があること」「前作ほどユーザーにとって引きの強い早期購入特典がなかった」などを挙げています。

前作は発売日から1ヵ月間限定で「リバティチケット」と言う幻のポケモン「ビクティニ」に出会えるアイテムが配信されており、これが購入意欲を高める要因にもなっていました。対して本作は映画館で配信されるポケモンが受け取れる程度に留まっています。

しかし、今回はこれまでの9月から3ヶ月早い発売と言うことで、今後どれだけ数字を伸ばすかに注目が集まります。

(C)2012 Pokemon.
(C)1995-2012 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
(C)Pokemon
(C)2012 ピカチュウプロジェクト
《》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

    ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

  2. 偶然の出会いが唯一無二のコンテンツを生んだ『El Shadai~エルシャダイ~』ディレクター竹安佐和記Xルシフェル役 竹内良太・・・中村彰憲「ゲームビジネス新潮流」第22回

    偶然の出会いが唯一無二のコンテンツを生んだ『El Shadai~エルシャダイ~』ディレクター竹安佐和記Xルシフェル役 竹内良太・・・中村彰憲「ゲームビジネス新潮流」第22回

  3. ゼロ遅延技術「SonicSYNC」は従来スマホ音ゲーの

    ゼロ遅延技術「SonicSYNC」は従来スマホ音ゲーの"間違い"を正せるか―『ディズニー ミュージックパレード』メディア向け発表会をレポート

  4. さよならハドソン、過去の名作をCMで振り返る

  5. ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る

  6. 任天堂経営方針説明会、要点チェック(8/8 17:00 update)

  7. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  8. アークシステムワークスがアメリカ現地法人として「Arc System Works America, Inc.」を設立

  9. 世界に通用するゲーム作りはここから生まれる・・・プラチナゲームズの本音を語る座談会(前編)

  10. 自分のファンを大事にしたゲーム開発で劇的な広告収益を実現・・・『俺の農園と弁当屋』のAlchemister

アクセスランキングをもっと見る