6月23日に発売された『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト』ですが、昨日お伝えした通り発売2日間で156万本を売り上げ、2012年一番の販売本数を記録しました。内訳は『ポケットモンスター ブラック2』が81.7万本、『ポケットモンスター ホワイト2』が74.5万本。
2010年9月18日に発売された『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の255.8万本程の勢いは無く、2006年9月28日に発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』の初週158.9万本とほぼ同規模の数字になっています。
初週消化率で見てみると、『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』が80.17%であるのに対し、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』は87.65%であることから、前作より下回っています。また、予約数に関しては128.6万本。こちらも過去最高記録の前作188.2万本には及ばず、歴代シリーズ作で2番目の数字となりました。
数字が前作程伸びなかった要因として、メディアクリエイトは「今作はタイトルに初めて『2』と冠したことで、どういった位置づけの商品なのかユーザーに分かりにくかった可能性があること」「前作ほどユーザーにとって引きの強い早期購入特典がなかった」などを挙げています。
前作は発売日から1ヵ月間限定で「リバティチケット」と言う幻のポケモン「ビクティニ」に出会えるアイテムが配信されており、これが購入意欲を高める要因にもなっていました。対して本作は映画館で配信されるポケモンが受け取れる程度に留まっています。
しかし、今回はこれまでの9月から3ヶ月早い発売と言うことで、今後どれだけ数字を伸ばすかに注目が集まります。
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