まずはバンダイナムコゲームスから塚中健介プロデューサーと、モノリスソフトの森住惣一郎ディレクターが登場。今作は、セガ×カプコン×バンダイナムコゲームスのキャラクターが一つのゲームで介するという夢のクロスオーバープロジェクトです。今回のステージでは各社から5人の開発陣が登壇し、塚中Pと森住Dとの対話を楽しみました。
座席の順番は、左から塚中P、森住D、土屋氏、北林氏、寺田氏、本山氏、松山氏となります。門前払いかと思ったが暖かく受け入れられたというオファー時の話をまとめたのでご紹介します。
■カプコン『ヴァンパイア』シリーズより土屋和弘氏
―――オファーを受けたときの感想は
土屋氏:僕は森住Dのこと、個人的にすごいファンというのもあって。
森住D:(恐縮といった感じの森住氏)
土屋氏:いろんなキャラクターの設定を綺麗に扱っていただけるクリエイターだということは、個人的にゲームを遊ばせていただいてわかっていたので企画書を見せてもらった時に「じゃあもう、なんとかしますよ」ということでお話を始めさせてもらいました。
―――見どころは
カプコンのゲームというのはなかなかゲームの中でキャラクターを掘り下げることが少ないんですけども、今回は本編で見せられてはいなかった魅力をシナリオやちょっとした台詞のなかで出していただいているのでそこが最大の見所だと思っています。
■カプコン『ロックマンX』シリーズより北林達也氏
―――オファーを受けたときの感想は
北林氏:僕は土屋より後に入ったんですよね。なので、ラインナップを見た時に「本当にできるのかな」っていうのがまず。
森住D:塚中氏にも「これ、大変だよ?!」というのは言われたんですけど、ここまでやることに意味があるのかなとは思いましたね。
北林氏:ボイス収録とかも当然何度か立会わせていただいて。結局7月末ぐらいまで録ってましたよね?
森住D:寒い時期に始めたのに、暖かいどころか暑くなっていましたね(笑)。
北林氏:どんだけボイス録ってるんだっていう!
―――見どころは
北林氏:各タイトルのディレクターにシナリオのチェックをお願いしていたんですけど、返ってくるたびに「こんな設定あったか、知らなかったなあ」「さすがここまで調べているなんて」と言われました。「森住Dのシナリオはすごい」とディレクター陣もホントびっくりしていたぐらいなので、製品版も楽しみです。
■セガ『サクラ大戦』シリーズより寺田貴冶氏
―――オファーを受けたときの感想は
寺田氏:『サクラ大戦』というのは他社さんとコラボしたことがないタイトルだったので。このものすごいメンツに最初にして最高のプレッシャーを感じたといいますか。完成していくなかで特に気をつけさせていただいたのは、『サクラ大戦』はアドベンチャーゲームなのでメッセージのところに関していろいろと注文をさせていただきました。原作の名台詞がテキストにはなっているけど音声にはなっていなかったりするので、これを入れるとユーザーさんが喜ぶんではないですかとか。
森住D:発音声化というのもありますからね。
―――見どころは
寺田氏:主題歌を網羅させていただいています。メッセージと歌曲、そして戦いと『サクラ大戦』の魅力を全部うまく詰められたんじゃないかと思っています。
■セガ『戦場のヴァルキュリア3』より本山真二氏
―――オファーを受けたときの感想は
本山氏:最初にお話をいただいた時に、これちょっと言っていいのかわかりませんけど最初キャラクターのチョイスが違いましたよね。
森住D:言ってしまうと最初は『戦場のヴァルキュリア』のキャラクターを選ばせていただいてましたが、バトルの性質上、戦車に乗って戦うわけにはいかなかったし、主人公が生身で戦う姿を想像することができなかったんです。
本山氏:おっしゃるとおりだと思います。
森住D:そんななかでバリバリの武道家の主人公でしかも武器も変えられるということで『戦場のヴァルキュリア3』のキャラクターをお願いしました。
―――見どころは>/b<
本山氏:実際にキャラクターの台詞なども丁寧に拾っていただいていて、テキストを読むなかで「このネタどこにあったっけ?」と本編のテキストを読み直すぐらい拾っていただいているので濃いファンにも楽しんでいただけると思います。
―――こぼれ話
本山氏:実は『戦場のヴァルキュリア』の一番最初のタイトルっていうのが、『戦場のワルキューレ』だったんです。商品登録をしようとした時に、「ワルキューレはバンナムさんが『ワルキューレの冒険』で取ってますね」って言われて!その時にはガックリしましたが、『プロジェクト クロスゾーン』の冒頭で『戦場のヴァルキュリア』と『ワルキューレの冒険』のキャラが一緒に居るのを見て「いつ和解したんだろう」と思いました(笑)。
■サイバーコネクトツー『.hack』シリーズより松山洋氏
―――オファーを受けたときの感想は
松山氏:みなさんはパブリッシャーなのでおそらくお願いのしかたが「使わせてもらえませんか?」という感じだと思うんですが、うちだけデベロッパーなんですね。『.hack』も『ナルト』も作っていますけど、IPはバンダイナムコゲームスさんの著作物になります。ある日、バンダイナムコのプロデューサーに呼ばれて「『.hack』がこのタイトルに参戦することになったから、いいな?」って言われて。
塚中P:(爆笑)
―――見どころは
松山氏:いろんなコラボをやってきていますが、やって来た監修物を真っ赤にして返すことが多かったんですよ。コラボというのは軽い気持ちでやるとしょうもないものが多いんです、世の中。でも、今回に関しては非の打ち所がなかった。シナリオの一字一句からちゃんと『.hack』を読み込んでいることが伝わってくるし、台本も繋がっている。モノリスのたくさんのタイトルを融合させるキャラクターの読み解き方というのは極めてクオリティが高い。モノリスと仕事がしたい!
森住D:それは裏で(笑)。
松山氏:そして、『.hack』シリーズには外伝禁止令というのがあります。さまざまなメディアミックスをしてきましたが、一つ一つが正式な物語であると。今回は、PS2の『.hack//絶対包囲 vol.4』あの直後から物語がスタートしています。もしも『vol4』に続きがあったならという形でシナリオを監修させていただいていますのでお楽しみに!
なお、当日のステージではあの名シーンが『プロジェクト クロスゾーン』ではどうなったか映像を観賞する場面もありました。バンダイナムコゲームスの公式サイトではステージイベントの模様を再配信しているのでぜひ映像でもチェックしてみてください。
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