バンダイナムコゲームスは、プレイステーション・ポータブルソフト『デジモンアドベンチャー』の公式サイトにて角銅博之監督のスペシャルコメントを掲載しました。角銅博之さんは、テレビアニメ「デジモンアドベンチャー」監督。本作でも音声収録時の演出として参加されています。音声の収録作業は総勢約50人が参加、総録音時間は70時間にも登る膨大な作業量だったとのこと。また、その膨大さゆえに音声は同時録音ではなく一人ずつの別撮りになったそうです。別撮りになったにも関わらず、「デジモン」のレギュラー陣は見事に当時の演技を再現。中には声優を引退していた方もいるそうですが、角銅博之監督によると「当時そのまま」だったということです。しかし、できる限り「当時そのまま」のキャストが再現されている本作ですが、中には当時のオリジナルキャストがあてられないというキャラクターも存在。レギュラー陣の中では「タケル(アニメ放送当時のCVは小西寛子さん)」がそれに該当しました。角銅博之監督は、「今初めてこの番組を作るとしたら誰がいいだろう」、「それぞれの場面を説明しなくてもわかってくれてる人」という基準で「デジモンクロスウォーズ」に出演していた潘めぐみさんを起用。見事、角銅博之監督に「そこに見事にタケルがいました」と言わしめる結果となったようです。他にも、デビモンやピッコロモンなどの声も諸事情により他の声優に変更されています。こちらの代役のキャストについては、後ほどお伝えするとのこと。続報を楽しみに待ちましょう。『デジモンアドベンチャー』は、2013年発売予定で価格は未定です。(C)本郷あきよし・東映アニメーション・テレビ朝日・電通(C)2012 NBGI