マイクロソフトでPrincipal Program Managerを務めるローザ・トーマス女史はGDC2013で講演「Introduction to Xbox SmartGlass」を行い、Xbox SmartGlass対応ゲームの開発を呼びかけました。また4月4日に発売された最新作『NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge』における活用事例などが紹介されました。
Xbox SmartGlassはXbox360で、いわゆる「セカンドスクリーン体験」を提供するためのサービスです。E3 2012で鳴り物入りで発表され、昨年11月末から基本アプリの無償配布が始まりました。ユーザーは事前に各デバイスにタイプしたアプリをインストールしておき、Xbox360と無線で接続して使用します。対応デバイスは「Windows8かWindows RT搭載のタブレット、PC」「Windows Phone」「iOS」「Android」となっています。iPhoneやiPadでXbox LIVEを操作できるというのは、なかなかに新鮮な体験と言えるでしょう。
トーマス女史も冒頭、いわゆる「セカンドスクリーン体験」は止まらない流れだというデータを示しました。テレビを見る際にメールをチェックしたり、LINEなどでチャットしたり、ブラウザで検索したり・・・これらは、すでに多くのリビングで見られます。ことゲームにおいても、『Forza Horizon』でタブレットを地図付きのカーナビとして使用したり、『Home Run Stars』で手元の画面で配球を決定したりと、徐々に対応ソフトが登場しつつあります。