■謎の基地からスタート、キャラ同士に会話も
本作では、ドラゴンと人間が共存し、「ドロップ」と呼ばれる精霊の力が大気中に存在する世界という舞台設定があります。筆者は事前情報ナシにプレイしたので、まず主人公としてちゃんとした人間キャラクターがいて操作できることに「おぉっ」という感じ。
プレイアブルでは、ストーリーパートで依頼を受け、ダンジョンパートに向かって攻略していくといった一連の流れを体験できました。そのストーリーパートでは、なにやら無機質な床や壁に包まれた「ドラゴン研究所」なるところから始まり、6人ほどの制服を来たキャラクターが配置されています。このキャラは、話しかけるとそれぞれの受け答えをしてくれますので、ここも普段親しんでいるRPGに近くなっているところですね。
全体的な雰囲気をあえて別作品で例えるのなら、『無限のフロンティア』シリーズが似ていると思いました。ドットテイストの質感が3Dにうまく落とし込まれている感じが特にといった感じで、色彩に原色が多いところは『パズドラZ』ならではのキャッチーさでした。
■研究所から一変、ダンジョンは冒険感すごい
今回体験するダンジョンは「スペシャルダンジョン 感謝祭の森」。無機質な研究所から一変、青々とした緑が一面広がっています。それを背景に、ふよふよと呼吸のリズムを刻みながら浮かんでいるモンスターたちの存在感がすごい!色味がハッキリしたキャラクターが多いためか、陰影もしっかりついていて「もしかしてそこにいるかも」感がすごくて、『パズドラ』の延長線ではなく『パズドラZ』として楽しそうだなと心が踊りました。モチロン、3Dの立体視にも対応しています。
ダンジョンでは、「どちらに進む?」と分岐点がありました。ここでは、行きたい方向に表示されている色のドロップを多く消すことで進むことができるといったパズル力が試される仕様に。ほかにも、「3ターン以内に合計6コンボ」といった解錠条件付きの宝箱が登場するなどパズルの腕も徐々に上がっていきそうだなと感じました。
■操作感はスマホ版ユーザーの馴染み深いものに
バトルの操作感はスマホ版とほぼ同じ。ドロップを3つ繋げて消したり、コンボを重ねることがモンスターたちの攻撃力に直結していきます。しかし、時たま光る「Zドロップ」なるものが登場。これは、巻き込んで消すと虹色のエフェクトが光を放ち、相手モンスターに超絶ダメージが与えることができます。うーん、これは下段に貯めてBOSSに挑んだりと戦術が広がっていきそうな仕様ですね。
その他仕様でチェックしておきたいのは、パズルの左側のバーがドロップ稼働時間の表示となっており、右側には「スキル」「マップ」「メニュー」のタブが存在しているところ。従来の『パズドラ』ではスキル発動を味方モンスターのパネルをタップして発動していましたが、本作ではスキルのタブをタッチして発動させます。このスキルページには、各キャラクターの能力が一覧で記載されているので大変わかりやすいと感じました。
スキル発動でのカットインはバコーン!といった感じで、かなりの見どころとなっています。カットイン自体はアニメ塗りされたイラストが動いている感じでしたよ。
最後に、バトルを終えるたびに経験値が味方モンスターに入ってレベルが上がっていくようで、「パワーアップ合成」と「進化合成」まわりがどうなっているのか非常に気になるプレイアブルとなりました。ローカル通信やすれ違い通信にも対応しますが、続報が楽しみですね。
『パズドラZ』は2013年冬発売予定で、価格は未定です。
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