『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』は、ダンジョン探索RPGの名作として名高い『世界樹の迷宮』シリーズの最新作でありながら、これまでのシリーズには敢えて導入しなかった「ストーリーモード」や「キャラボイス」などの新要素を加え、「懐かしくも新しい」という新機軸を打ち立てる一作です。
このたび公開されたオープニングアニメも新導入のひとつで、『世界樹の迷宮』では初のオープニングアニメーションとなります。今までにはなかった、「主人公」や「ストーリーを彩るパーティメンバー」達が、いきいきと動く姿は、ファンの目からみれば余計に新鮮なものに見えることでしょう。
オープニングを含め、アニメーションパート全般を手がけているのは、「サマーウォーズ」などで有名なマッドハウス。そこに、『世界樹の迷宮』シリーズ全作でキャラクターデザインを手がける日向悠二氏の監修が加わり、見応えのあるオープニングアニメが完成しました。
まずは穏やかながらも活気を感じさせる音楽と共に、街や世界樹の様子が流れていきますが、テンポが上げるに従って、主人公の勇姿やパーティメンバーが、短い出番ながらもそれぞれの個性を発揮し、お互いの関係まで見えてくるようです。
特に武器屋での場面は、パラディンであるラクーナは武器よりも盾に興味を抱き、調査隊のリーダーであるサイモンは好奇心を刺激されたかのように周囲を観察。対してアーサーは、退屈なのか所在なくうろつき、ガンナーであるフレドリカの腕では。剣を持ち上げるだけでも一苦労のようです。それぞれの性格や職業の特性が端々に現れており、細かいところまで作り込まれているのが分かります。
そして戦闘シーンでは、パラディンが仲間を庇うなどといった、ゲーム中にも存在するスキルを視覚的に見せてくれたりと、憎い演出も交えてくれます。ただ新規要素として追加しただけのアニメではないことが、力強く伝わってきます。興味がある方は、公式サイトをチェックして観覧ください。
また、オープニングアニメの公開と同時に、公式サイトも更新しており、ストーリーや新たなキャラなども明らかになっています。「世界樹の迷宮」とは別に存在するもうひとつのダンジョン「グラズへイム」や、エトリア執政院に勤めるオレルスのサンプルボイスなど、様々な更新が行われていますので、よければこちらもご覧ください。
少しずつ発売が迫ってきた、『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』。初代『世界樹の迷宮』をベースとしているので、シリーズファンにとっては懐かしさと新要素の楽しさを味わえ、本作が初『世界樹』の方は、遊びやすくなった初代を新鮮な気持ちで満喫でき、どちらにとってもお得な作品と言えるでしょう。
あなたは、主人公としてストーリーモードを堪能してもいいし、クラシックモードでキャラメイクをしてもいい。また、立ち去っても構わない。全ては、冒険者に許された自由な選択なのだから。
『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』は、6月27日発売予定。価格はパッケージ版が6,279円(税込)、ダウンロード版が5,300円(税込)です。
(C)Index Corporation 2007,2013 Produced by ATLUS
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