その一方でローンチからF2P(基本プレイ無料・アイテム課金)ゲームをサービスインする予定など、ビジネスモデルについてはかなり柔軟な姿勢を見せているようです。
先に紹介した『WARFRAME』に続いて、本作『BLACKLIGHT RETRIBUTION』もまた、同じくF2Pのマルチプレイシューター。『WARFRAME』は三人称視点のSF忍者アクションシューターといった内容でしたが、『BLACKLIGHT RETRIBUTION』はロボットも登場する近未来FPSとなっています。ともにWindows版がリリース済みですので、すでにプレーされた読者がいるかもしれませんね。
操作方法は一般のFPS準拠ですが、ユニークな点としてHRV(透視)機能があります。この機能を使うと建物の影に隠れている敵味方のキャラクターが透視でき、戦略が立てやすくなるのです。マップもそれほど広くなく、すぐに敵と遭遇するサイズなので、この機能はなにげに嬉しいところでした。
また本作の特徴として、ハードスーツと呼ばれる二足歩行ロボットに登場できる点があります。Windows版ではCPと呼ばれるポイントを消費して呼び出します。左手にミニガン、右手にレールガンを装備しており、アフターバーナーで一定時間高速移動もできます。残念ながら筆者は登場する機会がありませんでしたが、一度は試してみたいですね。
多彩なカスタマイズ要素も特徴の一つ。ヘルメット・ボディアーマー・レッグアーマー・タクティカルギア(バックパック)などが様々なパーツから選択でき、自分好みのキャラクターが作成できます。また銃器もこだわっており、マズル・グリップ・バレル・マガジン・スコープ・ストックなどが変更可能。ミリタリー好きには嬉しい仕様でしょう。武器はメインとサブに分かれており、基本的に現代戦と同レベルの武器が登場します。
会場ではビルの中で打ち合うマップで3VS3のチーム戦が行われていました。周りもみな初心者クラスだったのだと思いますが、FPSが苦手な筆者でもサクサクとプレーでき、時には敵を倒すことも(その何倍も倒されてしまいましたが・・・・・・)。アーマーやヘルスも物陰に隠れれば自動回復する近代仕様。16種類のマップに、ミッションも数多く揃えられており、FPS好きならチェックしても損はしない内容になっています。
ちなみにアイテム課金ということで「もし自分がお金持ちだったら、ゲーム内でも王者になれる?」と聞いてみたところ、残念ながらノーとのこと。基本的に無課金で十分楽しめるように作られており、強力な武器を課金アイテムとして購入することもできないとのこと(課金は見た目の変化や、その他のサブ的な要素に留められているようです)。日本でのサービスインにも期待したいところです。
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