人生にゲームをプラスするメディア

【ファミコン生誕30周年企画】RPGとしては極限までシンプルな『ウィザードリィ』

リアルタイムで遊んでいた訳ではなく、初めて体験したのはリリースから12年後の2002年とやや遅め。

任天堂 その他
iNSIDEとGame*Sparkのライターが合同で思い出のファミコンソフトを語る30周年企画。筆者はGame*Sparkを中心に記事を書いているので、サイトの毛色から洋ゲーを取り扱う事が多いのですが、海外RPGにのめり込むきっかけとなった要因の1つがファミコンの『ウィザードリィ』です。

リアルタイムで遊んでいた訳ではなく、初めて体験したのはリリースから12年後の2002年とやや遅め。筆者は当時ファミコン本体を持っていなかったので、中古ショップでソフトだけ購入し、学校が終わればハードを所有する友達の家に遊びに行って連日のようにプレイしていました。今思うとかなり迷惑な遊び方です……。

一緒に遊んでいた友人も中々のゲーマーで、「『ドラクエ2』と『ロマサガ』をクリアした凄いヤツ」で通っていた人物。幸いにもお互いグラフィックへのこだわりが全く無かったので、ほぼ白黒(全体のイメージ的に)とテキストだけの『ウィザードリィ』にもすんなりと入り込めました。

それまで、SFCからPS2までの国内RPGばかりプレイしていたので、洋ゲー特有の「何をすればいいのか全く分からない感」がとにかく尋常では無く、最初は「なんだこのク○ゲー!」といった感じでしたが、地図を書く、呪文の効果をメモする、誰かが死んだらリセット……。と、少しずつコツを掴んでからは、プレイする係と攻略のメモを取る係で分担してゲームを進めていくスタイルを確立し、攻略本を作る意気込みで遊んでいたものです。

『ウィザードリィ』はRPGとしては極限までシンプルなゲームですが、その分頭の中で想像し、手探りの状態であれこれ試してみるという楽しさを持ったゲームだと思います。当時は最終的にクリアは出来なかったのですが、友達と協力してノートに自分なりの攻略情報を書き連ねてゲームをプレイするという遊び方がとても新鮮で、その後海外ゲームに夢中になる大きな一因となりました。

著者紹介
FURUKAWA
Game*Sparkのライター
《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください

    編集部おすすめの記事

    特集

    任天堂 アクセスランキング

    1. 【特集】『ゼルダの伝説 BotW』旅の歩みを止めても眺めたい景色10選

      【特集】『ゼルダの伝説 BotW』旅の歩みを止めても眺めたい景色10選

    2. 『モンハンライズ』これでカムラの里マスター!?勲章「歩き疲れない下駄」入手への道&カムラの里人物名鑑

      『モンハンライズ』これでカムラの里マスター!?勲章「歩き疲れない下駄」入手への道&カムラの里人物名鑑

    3. 『スマブラSP』「パックンフラワー」をコピーした「カービィ」が可愛すぎる! 文字通りの“パックン”姿にメロメロ

      『スマブラSP』「パックンフラワー」をコピーした「カービィ」が可愛すぎる! 文字通りの“パックン”姿にメロメロ

    4. 『スマブラSP』これさえ読めば超初心者も戦える!大乱闘の基本を5項目でチェック

    5. おっぱいが飛び出るんです!『閃乱カグラ2』で立体視の凄さと恩恵を感じた

    6. 『桃鉄』ソロプレイ全物件制覇こそ、“おうち時間”を最高に楽しむエンドコンテンツ!ワンミスで資産が吹き飛ぶ地獄のサバイバル100年を生き延びろ

    7. 星野源さんの『創造』MVに込められた「任天堂とマリオへのリスペクト」元ネタを詳しく解説!―ファンが“エモい”と震える理由がここにある

    8. 『スマブラSP』勇者の「パルプンテ」は何が起こる!? 100回検証して効果をまとめてみた

    9. 【吉田輝和の絵日記】Z指定の破茶滅茶FPS『ウルフェンシュタインII』スイッチ版でナチス相手に赤ちゃんおじさんになる

    10. 【アンケート実施中】元祖と本家、あなたが選ぶのはどっち? 『妖怪ウォッチ2』その違いを徹底チェック

    アクセスランキングをもっと見る