これは、10月20日より5都市で行われる「モンスターハンターフェスタ’13」を模したメディア対抗のゲーム大会。冒頭には同社パブリシティ企画推進室 室長の萩原良輔氏が登壇し、メディアに向けての日頃の感謝と、「みなさん自慢気に上手いと言うんで、一回集まっていただいてどんなものかみなさんと楽しみながら見てみたい」と今回のイベントについて説明しました。
これを聞いて心のなかでビクついていたのが筆者。今回のレポートは個人的な主観そのままに綴っていきますので読みづらいところもあるとは思いますが、よかったらお付き合いくださいませ。
いやはや、思い返せば先月中旬、インサイド編集部のデスクから「XXさん、これ一緒にでませんか?」と一通のメールが送られてきまして、「MHの大会!?絶対優勝する!」とかなりの興奮状態にあった私。これは『MH』シリーズがとっても好きなことと、以前、カプコン主催のメディア対抗『アイルーでパズルー』ゲーム大会で優勝していたので、これをとれば二冠になれるとそれはもうテンションが高まっていたんです。
が!よく読むとチーム対抗!インサイド編集部には『MH』ガチ勢がいない!!しかも、ペアを組むデスクの人は東京ゲームショウ2013終了時ソフト未開封(吐血)!!!!なのに、「優勝しましょう!」と言っている!!
と、大会までアメージングな状態でした。私はフリーランスの身であるため、こうしたメディア対抗に出られることがまず喜びどころですが、他媒体にも大変お世話になってきているため「あの媒体は絶対攻略班のあの人を出してくる」など目星がついており、もし優勝を目指すのであれば相当な個人テクニックとコンビネーションが必要であることはわかっていました。ですが結局、編集部作業と自宅作業のインサイドチームは前日に1度オンライン上で闘技場練習3回という状況で臨むことに。私のほうが得意、ということも今回でわかりました。
その3回での感覚で、絶対優勝するという気持ちはこの時点で消えていました。これは消極的な意味ではなく、闘技場=玄人向け、上手い人同士でみたいなイメージが強い「闘技場」要素のなかで、こうして腕前やプレイ時間に差があっても同じ目線で「クック堅い!」とか「開幕XXで、回復はこうしよう」などと作戦会議をして挑めることが本当に楽しかったんです。この大会に出るまで、「ちょっとやってみようよ」と「一人用クエスト」以外に闘技場をやったことがなかったので。優勝するぞのテンションはそのままに、このチームにおいてのベストタイムを出せればもうそれでいいなという気持ちで眠りにつきました。
大会は各媒体2チームまで登録可能で、27チームが参加。自己申請でエントリーした、「東京」「大阪」「名古屋」「札幌」「福岡」の5都市の振り分けで予選を行い各都市の上位3チームが決勝に進出します。ちなみに、予選は「イャンクック討伐」、決勝戦は「ケチャワチャ討伐」で、どちらも闘技場を使用してタイムを競います。6位までは交通費、ホテル、食事代すべてが含まれた「ハギーと行く!信州長野渋温泉ペアご招待券」が贈られ、実質ここにランクインすれば入賞と考えてよさそうです。なんて豪華な!
さて、5都市のエントリーが発表された時点でインサイドチームは2人揃ってガッツポーズ!「大阪」に登録した私たちは、絶対当たりたくないと目星をつけていたチームをすべて回避できたのです。
『MH4』においてはプレイ時間の少ないデスクですが、これまでのシリーズでやりこんだ経験があるそうで「イャンクック討伐」に関してはガンランスでソロ10分討伐で私は片手剣で9分討伐。すれ違いのギルドカードを常日頃チェックしていたのですが、みなさんあんまり闘技場をやっていないので自分がどのくらいの位置かというのは大会までわかりませんでした。モチロン、大会にやってきてチェックしたらソロは見かけないもののペアはみなさん鬼ッパヤで鼻血出るかと思いました。
砥石使用高速化のスキルで常に緑ゲージで斬りつけられるため「片手剣・片手剣」の組み合わせが「イャンクック討伐」では非常に人気。インサイドチームは慣れている「ガンランス・片手剣」で挑んだ結果、見事(?)予選1位通過。これは「大阪」においては女性ハンターが私1人だけということで、ハギーさんはあろうことか「あれ、インサイドさんには女性のかたがいますね、10秒あげるね!」とサービス発言をなさったのです。そんなこんなで思いがけず、嬉しい(?)ハプニングがありました。インサイドチーム、本番で初めてゲーム内「Sランク」とれたのが一番のハプニングで嬉しかったですね。
「イャンクック討伐」でのベストタイムは「電撃Nintendo B」チームの3.07。会場内のギルドカードでは「大剣・片手剣」の組み合わせで2.08も見かけました。一般大会でも2分台が激戦になってきそうですね。
無事決勝戦に駒を進めたインサイドチーム、「ケチャワチャ討伐」では人気の「ライトボウガン・ライトボウガン」の組み合わせで挑みました。焦ってお互いに1回力尽きたものの27チーム中9位になることができて、力尽きなかったらどうだったかな?と先も見えてよい結果となりました。決勝戦では「THEデンゲキオンライン」チームのプレイがモニターに映しだされていて、「操虫棍・狩猟笛」の組み合わせでの無駄のない狩猟に「かっこいい!」と目は釘付けに。辻本Pも「いいものを見た」、ハギーさんも「操虫棍のイメージが変わった!」とコメントしていて、私も「これはすごい」と大会終了後からは、ほぼ使ったことのなかった操虫棍の練習をしています。優勝はモニターでは拝見できなかった「Vジャンプ」チーム、どんな武器の組み合わせや作戦だったのか気になりますね。今回トップ3が3分台ということで、こうして目安があると友人とのSランクより先のタイムアタックも楽しくなってくるのがアツいです。
そうそう、まだ大会は終わらなかったんです。ハギーさんのひと声で、急遽7位から15位までのチームで敗者復活戦が行われ対象2チームにも「ハギーと行く!信州長野渋温泉ペアご招待券」が贈られることに。敗者復活戦では辻本Pが指定したアイテムがBOXに特定数あるかというルールで行われ、運良くインサイドチームがゲットすることができました。
波瀾万丈の大会でしたが、自分たちだけの大会ストーリーがあって非常に思い出深いものになりました。いやー、楽しいッ!
『モンスターハンター4』は発売中。価格は通常版が5,990円(税込)、数量限定の「モンスターハンター4 スペシャルパック」(オリジナルデザイン本体同梱)が各26,000円(税込)です。
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