シンプルなルールとスピーディーなプレイ感、そして豪華イラストレーター陣がデザインした美少女キャラクターたちによって彩られるストーリーと、作りこまれた世界観で人気を集めている作品です。
その「アンジュ・ヴィエルジュ」の世界をセガネットワークスが再現したスマートフォンアプリ『アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員 ガールズバトル~』が、12月17日より配信開始となりました。
「カードはすべて美少女」という思い切ったコンセプトの作品で、TCGファンならずとも注目のアプリではないでしょうか。この記事では、そのインプレッションをお届けします。
■『アンジュ・ヴィエルジュ』の世界観をベースにした学園美少女カードバトルRPG
『アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員 ガールズバトル~」はTCG『アンジュ・ヴィエルジュ』の世界観をベースに、アプリならではの臨場感ある演出とキャラクターの成長要素、マルチプレイ機能などを組み込んだ学園美少女カードバトルRPG。
ゲームはルーレットをタップして進め、コインやアイテムを入手し、エクシードに目覚めた少女(=プログレス)たちとの親密度を上昇させ、成長・進化によってカードを強化していくのが基本です。そうすることで、プログレス同士が能力を競い合う「ブルーミングバトル」での勝利を目指します。
■プレイ中はイヤフォン必須? 美少女たちのキャラクターボイスがゲームの随所で響きわたる
本作をプレイして驚くのが、とにかくキャラクターたちがしゃべりまくること。アプリに登場する50人以上の美少女たちすべてにキャラクターボイスが用意されていて、プレイ中のさまざまな場面で聞くことができます。
また、キャラクターの親密度やレベルを上げると会話のバリエーションが増えたり、シンクロ率がアップするとスキルレベルが向上したりと、美少女たちとタッチ&会話しながらその成長を実感することができるシステムになっています。
アプリのオリジナルキャラクターとして東条遥(CV:中上育実)、安藤環(CV:相沢舞)、クラリス(CV:米澤円)、テオドーチェ(CV:内田彩)が登場するほか、TCGに登場する日向美海(CV:相坂優歌)、ソフィーナ(CV:石原舞)、天井苺(CV:下田麻美)なども含め、アプリには合計30人以上の声優を起用。『アンジュ・ヴィエルジュ』のシリーズ展開の中でキャラクターボイスが収録されるコンテンツは本作が初になるそうで、ファンの方は注目です。
■新入生「東条遥」の視点で描かれるオリジナルストーリー
アプリでは、青蘭学園の新入生「東条遥」を中心にストーリーが展開。彼女が、姉が所属していた「風紀委員」を目指すも、二軍的な扱いである「第2風紀委員」のメンバーとして活動することになり、「風紀委員」に所属するプログレスたちとの対立、出会い、そして共通の敵との戦いを通して、成長する姿が描かれます。
ストーリーは原作と同じく、これまでに数々のライトノベルやカードゲームを手がけてきた富士見書房とメディアファクトリーが監修。TCGの世界観はそのままに、アプリの新たなストーリーを楽しむことができます。TCGの登場キャラクターたちと新キャラクターの関係性についての設定もあるようなので、『アンジュ・ヴィエルジュ』の世界観がさらに拡張されることになりそうです。
■TCG『アンジュ・ヴィエルジュ』と合わせて楽しめるアプリ
純粋なカードバトルRPGというゲームデザインの本作ですが、やはり実際にプレイしてみるとキャラクターボイスが収録されているのは大きいですね。プログレスたちのカードデザインも美麗で、コレクション意欲を刺激する内容となっています。
また、気になるバトルシステムは1VS1の「ブルーミングバトル」や最大20人VS20人の「エクシーズバトル」など、プレイヤー同士の多人数対戦&協力要素が充実。動作もキビキビとしていて、快適に楽しむことができます。個人的には本作に触れ、改めて原作のTCGに興味を持ちました。TCG版のスターターデッキの価格設定は500円と非常にリーズナブルなので、すでにTCGに親しんでいる方はもちろん、アプリからTCGに入るのもアリだと思います。
学園美少女カードバトルRPG『アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員 ガールズバトル~』は、Android/iOS版ともに12月17日より配信開始。価格は、基本プレイ無料のアイテム課金制となっています。

(c)SEGA / (c)SEGA Networks / (c)Ange Project