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施設育ちの姉妹を描く『Karous -The Beast of Re:Eden-』と、旧体育倉庫を守る『ラジルギでごじゃる!』の物語が公開に

クロンは、ニンテンドー3DSソフト『Karous -The Beast of Re:Eden-』と、3DSダウンロードソフト『ラジルギでごじゃる!』の最新情報を公開しました。

任天堂 3DS
『Karous -The Beast of Re:Eden-』のストーリーが公開に
  • 『Karous -The Beast of Re:Eden-』のストーリーが公開に
  • 重厚な設定が綴られています
クロンは、ニンテンドー3DSソフト『Karous -The Beast of Re:Eden-』と、3DSダウンロードソフト『ラジルギでごじゃる!』の最新情報を公開しました。

2006年にアーケードに登場した『KAROUS(カラス)』の流れを汲む『Karous -The Beast of Re:Eden-』と、アーケードで産声をあげ、ドリームキャストやゲームキューブ、PS2などのハードに展開した電波系シューティングの最新作『ラジルギでごじゃる!』。どちらも根強いファンを持ち、存在感を放つシューティングゲームです。

数ある機体や武器から好みのもの選択し、約100種類にも及ぶミッションに挑む『Karous -The Beast of Re:Eden-』は、分岐するルートや武器のレベルアップといったRPG的な要素も搭載しており、初心者にも遊びやすく、そして長く楽しめる一作です。

『ラジルギでごじゃる!』の詳細はまだ明かされていませんが、迫り来る敵から体育倉庫を守る「防衛型シューティングゲーム」という、一風変わったコンセプトであることが発表されています。

どちらも個性的な両作品ですが、このたびストーリー面などの情報が公開されましたので、こちらで紹介させていただきます。

◆『Karous -The Beast of Re:Eden-』ストーリー


過去の核戦争から辛うじて復興した地上「レデン」と、それを空から見下ろす天界「フロゥト」。恒星からの光が届かないレデンにとってフロゥトは侵略の目標であり、そしてフロゥトにとってのレデンは忌むべき略奪者であった。

地上と天界をまたいで存在する組織、クリーンルームズ。その研究施設には、スプリングレインと呼ばれる子供たちが居る。「あちら側」への移住計画の実験台として生きるスプリングレインたちの中には、自分たちの置かれている状況に疑問を持つものも居た。

フロンとその妹タリスも、施設から抜け出す事を決意する。共に脱走した少年アルビィは、ふたりとは別の機体から言葉を投げかけてくるが、同じ施設に居たにも関わらず、フロン達の知らない事を知っていた…。

◆『Karous -The Beast of Re:Eden-』キャラ紹介


■フロン
12歳。クリーンルームズのモルモット。タリスの姉。
言葉づかいは荒く、粗野な性格に見えるが、弱い自分を隠そうとする強がり。

■タリス
11歳。フロンの妹。同じくクリーンルームズの実験体。
常に冷静で、感情をあらわにすることが少ない。

◆『ラジルギでごじゃる!』ストーリー


拙者の名は相田(あいた)タダヨ。
あの!不朽の名作!!「ラジルギ」の影の主役でごじゃる(ドヤァ)。
拙者な、学校の旧体育倉庫に棲んでるんでごじゃるが、
最近、みょ~な事が起きて困ってるんでごじゃるよ…。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


重厚な世界観を顔を覗かせる『Karous -The Beast of Re:Eden-』の物語。閉塞した環境からの脱出は、姉妹に未来を与えるのか。それとも、新たなる壁が立ちはだかるのか。謎めいた少年の登場とともに、本編で描かれるストーリーが気になるばかりです。

反面、いい意味でお気楽さが漂う『ラジルギでごじゃる!』は、公式Twitterアカウントでも活躍中の相田タダヨが登場し、緊迫とはほど遠い雰囲気ながらも、事態の異変を口にしています。そんな彼女の体育倉庫を守る戦いが、遠からぬうちに幕を開けます。ですが、そんなところに住まないでくださいとは是非伝えたいところです。

一時期の勢いこそ失ったものの、根強い人気はまだまだ失われていないシューティングというジャンルに活気をもたらすであろう両タイトル。シリーズファンだけでなく、より多くのユーザーに届くことを願うばかりです。どちらも、今後の展開に要注目と言えそうですね。

『Karous -The Beast of Re:Eden-』は、2014年1月23日発売予定で価格は6,090円(税込)です。

『ラジルギでごじゃる!』は、2014年2月19日配信予定。価格は、800円です。

(C)2013 2014 Klon Co.,Ltd.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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