「タワーディフェンス」というジャンル、あまり聞き慣れないという方もいらっしゃるかもしれませんが、これはシミュレーションゲームの一種です。タワー「ディフェンス」の名の通り「防衛」することを主眼に置いたゲームとなっています。
敵ユニットは様々なルートから味方の拠点を目指して進軍してきます。これを迎え撃つため、味方のユニットを配置、敵を全て撃退することでゲームクリア。逆に味方拠点に敵ユニットの侵攻を許してしまうとゲームオーバーとなります。ゲームはリアルタイムで進行しますが、味方ユニットは配置すれば自動で勝手に戦ってくれるので、難しい操作などは一切ありません。本作『千年戦争アイギス』も他に細かなコマンドはありますが、基本的には「味方のユニットをうまく配置して拠点を守りつつ敵を撃退する」ゲームとなっています。
本作のユニットには大別して2種類、近接型と遠距離型が存在します。近接型は敵の侵攻を直接阻止することのできるユニットです。ですが、その分敵からの攻撃に晒されやすいため注意が必要です。また、本作ではユニットのクラスによって敵の進行をブロックできる数が決まっています。
遠距離型は直接的に敵の歩みを食い止める事はできないものの、敵の射程外から攻撃を行うことが出来ます。ダメージを受けにくいユニットでもありますが、敵の遠距離型ユニットからは同様に攻撃を受けてしまうので注意。攻撃を行う他にも、魔法で味方を回復するといった遠距離型ユニットも存在します。
また、そのどちらにも属さないユニットとして「主人公」が存在します。プレイヤーの分身たる存在ですが、突出して強いユニットかと言われれば……そんなことはありません。しかし、プレイヤーは王子であり自軍のシンボル的存在。出撃すれば味方の攻撃力や防御力が上昇するという突出した能力を備えています。効果的に使っていきましょう。
本作の特徴的なシステムとして女の娘ユニットとの「交流」があります。この「交流」では女の娘ユニットに贈り物をして「好感度(信頼度)」を上げることが可能になります。つまるところギャルゲっぽい要素です。可愛い女の娘とイチャコラできる、戦いの合間の一時の癒やしです。
しかし、それだけに非ず。「好感度」が上がれば、なんとユニットとしての能力もアップします。どんどん贈り物をしてお気に入りユニットを強くしましょう。
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この他にも出撃チームの編成や合成強化で各ユニットのレベルを上げたりと、如何に戦闘の前準備に手をかけるか、が勝敗の分かれ目となる本作。もちろん、戦闘画面での采配も重要なのですが、手塩にかけたユニット達がバッサバッサと敵をなぎ倒し、味方拠点を守ってくれる安心感ったらないのです。
タワーディフェンスとしての面白さはもちろん、ユニットの育成や交流など、RPGとの程よい調和が気持ちいい本作、R-18向けはちょっと、と思っていた方もこの一般向けリリースを機に是非プレイしてみてはいかがでしょうか。
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