普段あまり漫画を読まないことに定評のある筆者。というのも、少年時代に漫画雑誌などにあまり触れてこない生活を送っていたもので、漫画を読むという文化自体が自分の中にあまり根付いていなかったのです。が、その反動なのか大人になってから徐々に買い漁るようになり、大人買いを連発してしまう始末。「ジョジョ」などの誰しも通るような漫画ですら今更読みふけっています。とはいえ長編モノを一気読みするには辛い歳になってしまいました。うーん切ない。ちなみに、初めて大人買いして一気読みしてしまったのは「よつばと!」でした。あのほんわか雰囲気には一目惚れしてしまいましてな……。
さて、そんな本日はプラネックスより発売されておりますUSBハブ「DANBOARD USB HUB DB-HUB01」をご紹介。こちら、「よつばと!」でお馴染みの人気キャラクター、ダンボーとコラボしたUSBハブです。
「ダンボー」は、あずまきよひこ氏による大人気漫画「よつばと!」に登場するキャラクター。登場人物の恵那ちゃんと友人のみうらちゃんが夏休みの課題として制作した、その名の通りダンボール製のロボットの着ぐるみです。「空を飛べる」「ノーベル賞を取った博士に作られた」「お金が動力」などの設定を持ちますが、実際にはただのダンボール。
見た目もほとんどダンボールそのままですが、その姿形と愛らしい顔から話題を呼び、様々な形態のフィギュアやプラモデルまで発売されるに至りました。その他にも、ダンボーを模したモバイルバッテリーが売り切れ続出になったり、ついにはオンラインゲームにゲスト出演するなど、もはや人気がひとり歩き状態に。そして今回、「USBハブ」とのコラボ商品まで発売されるまでになりました。
ダンボーの顔を模した本体サイズは70.9×49×46mmと普通のハブに比べてはやや大きめ。とはいえ、後述のあるギミックのためこのサイズになっているので特に不便さは感じません。接続ポートとしてUSB Micro-Bポートを搭載。MicroUSBケーブルも付属しています。
ハブとしてはUSBポートが4口。USB 2.0/1.1 バスパワー仕様で、対応OSはWindows Vista以降、Mac OS 10.x以降となっています。
また、動作時のインジケーターとしてダンボーの目が点灯するギミックも搭載しています。これが結構明るく、よつばが「めーひかった!!」と大喜びしたシーンを思い出させてくれます。横にスイッチなどはなく、USBに電源が供給されると自動で点灯します。
なんといっても本USBハブの最大の特徴は、海洋堂の「リボルバージョイント」規格対応ということ。「リボルバージョイント」とは海洋堂が展開する「リボルテック」シリーズなどに搭載されている可動ジョイントのことです。ラチェット機構を内蔵し小気味よいクリック音で可動するユニークなシロモノで、ファンからは「リボ球」などと呼ばれています。なんと、このUSBハブにはジョイントの軸経に合わせた接続穴が底面に搭載されているのです。
早い話が、別売りの「リボルテック ダンボー」を使うことによりUSBハブに「身体」を与えられるということ。言い換えてしまえば、もうこれは「USBハブ機能付きのリボルテック ダンボー」です。もちろん、いろいろと組み替えて遊ぶのもまた、「リボルテック」の楽しみ方の一つ。ダンボー以外の身体と組み合わせても楽しいのは言うまでもありません。
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PCデスクで仕事の時はUSBハブとして活用、暇な時にはダンボーをいじって癒やさるといったふうな用途はもちろん、扇風機やウェブカメラ、他様々なUSBトイと組み合わせても抜群に面白いガジェット。是非、お手持ちのUSB機器でダンボーを強化カスタムしてみてはいかがでしょうか。
「DANBOARD USB HUB DB-HUB01」は好評発売中。価格は2200円(税込)です。
Character of DANBOARD (c)KIYOHIKO AZUMA / YOTUBA SUTAZIO
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■筆者紹介:ひびき
ゲームやアニメが大好きな駆け出しライター。
あの等間隔にかつ綺麗にととった顔。
継ぎ接ぎなどがあまり見られない美しい身体。
何より子供の夢を壊さない配慮。
丁寧な仕事をするみうらちゃんが大好きです。
Twitter:@hibiki_magurepo