白猫が登場するCMでもお馴染みの本作は、「白猫」と「黒猫」をめぐる物語が展開するアクションRPGです。しかし、同社の『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』の続編というわけではありません。古き良き時代のゲームを感じさせる王道RPGに仕上がっています。
何よりも先に紹介しなければいけないのは、『白猫プロジェクト』の魅力となっている「ぷにコン」と「スタミナ制廃止」の2つです。この2つを語らずして、本作を語ることはできません。
まず、コロプラが次世代インターフェイスと謳っている、「ぷにコン」の魅力から。本作が指一本で操作できるワンフィンガーRPGとして成立しているのは、この「ぷにコン」のおかげです。『白猫プロジェクト』には、ヴァーチャルパッドがありません。画面の好きな場所で、移動、攻撃、回避、スキル発動などのすべての動作が、指一本で可能になっています。指を置いた場所がコントローラーになるイメージです。縦持ち、指一本で操作できることから、ゴロリと横になっていてもサクサクとプレイが可能。ゴロゴロプレイ推奨アプリと言えるんじゃないかと、勝手に思っています。
もう一つの魅力「スタミナ制廃止」は、夢のシステムです。プレイに制限をかける要素として、スマホゲームのほとんどに採用されている「スタミナ」がないおかげで、コンシューマゲームのように好きなだけプレイすることができます。コレは、食事と睡眠時間を侵食する危険性大! やめどきがわかりません。
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主人公は冒険家を夢見る少年
序盤の物語は、フルボイスで進みます。主人公以外の登場キャラクターがこれでもかと喋り倒すストーリーに引き込まれ、気がつけば『白猫プロジェクト』の世界にどっぷりと浸かっているハズ。プレイヤーは冒険家を夢見る主人公の少年となって、プレイしていくことになります。
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「ぷにコン」を駆使して強敵を倒せ!
ストーリーパートが終了すると、バトルに突入。アクションRPGである本作では、キャラクターを操作して敵を倒していきます。操作は……。そうです、さきほども紹介した「ぷにコン」で! パーティーは最大4人。敵によって弱点が違うので、キャラクターを切り替えながら戦いを進めていきます。
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ダンジョン内にはトラップも
クエストによっては、ダンジョン内にトラップが仕掛けられていることも。先に進むためには、頭を使うシーンも出てきます。簡単なクエストから始まり、徐々に難しくなっていくクエストはやり応えアリ。スタミナがないので、全滅しても何度でもトライできます。
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キャラクターを強化する「ソウルボード」
キャラクターは、バトルでは成長しません。強化には、「ソウルボード」というシステムを使います。「ソウルボード」上の伸ばしたい能力を選択し、バトルでドロップする「ソウル」と「ルーン」と呼ばれるアイテムを消費することでキャラクターを強化。自分が伸ばしたい能力から、強化していくことができます。さらに、キャラクター以外に武器も強化可能です。
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自分だけの街作り
本作では、自分だけの「街」を作ることができます。街作りでは、ゴールドを得られる「金鉱」やキャラクターを強化する「訓練所」などを、建設することができます。
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建設はメリットいっぱい
一般的に、プレイヤーランクを上げることでアップする「デッキコスト」や「フォロー人数上限」も、施設の建設で上げていくことになります。
『白猫プロジェクト』は、キャラクター強化に武器強化、さらに街作りとやり込み度抜群。やりたくなることがたくさんあるので、どこから手を付けようか迷ってしまうほどです。リッチな作りのせいか、スマホのバッテリーがガンガン減っていきますが、プレイする手を止めることができません。
来週からは、そんな時間泥棒の本作をドドーンと攻略。睡眠不足になりつつ、お役立ち情報をお届けしたいと思います。
『白猫プロジェクト』は、好評配信中で基本プレイ無料のアイテム課金制です。
(C) COLOPL, Inc.
byさかまきうさろーる
ファミコンのA/Bボタンが四角だった頃からのゲーム好き。最近はAndroidにご執心。のんびりライターとして活動しながら、ゲームをプレイ中。ときどきすれ違いを求めて、3DS片手に福岡を徘徊しています。
Twitter:@sakaroll