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『ゼルダの伝説』パロディアニメ製作を目指すアーティスト集団がKickstarterを開始

『ゼルダの伝説』パロディアニメ製作を目指し、WEBベースで活動を行っているアーティストたちが、Kickstarterでの資金調達プロジェクトを開始しました。

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『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』
  • 『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』
『ゼルダの伝説』パロディアニメ製作を目指し、WEBベースで活動を行っているアーティストたちが、Kickstarterでの資金調達プロジェクトを開始しました。

この企画をスタートしたのは「Smashbits Animation」。 WEBベースで作品を公開しているアーティスト集団で、チームはディレクター、アニメーター、脚本家、音響技師、声優、ミュージシャンで構成。 スカイプなどを利用したコミュニケーションを通じて製作を続けています。

彼ら含む多くのファンたちが『ゼルダの伝説』の映画を待ち望んでいるものの、任天堂がハリウッド的なものを受け入れない限りは実現は難しいのが現状。 そして、とうとう自分たちで『ゼルダの伝説 時のオカリナ』をモチーフに、パロディアニメを製作することを決意しました。

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』はシリーズの中で最も高評価な作品で、多くのゲーマーや評論家も素晴らしいゲームだと支持しています。 しかしこれを選んだのはそういったことが理由ではなく、メンバーたちの幼年期の思い出として心の中に位置しており、イマジネーションの中で強烈なビジョンとして残っているからだとしています。

さらに実写アクションムービーではなくアニメーションにした理由は、低レベルのものか、莫大な資金がかかるものの二択になる実写より、素晴らしい戦闘シーンや壮大な風景を表現しやすくコストも抑えられるからだということです。

また、パロディとして製作することについては、「人々を笑わせるために生きている」という理由のほか、法律面の問題もあるようです。

米国ではパロディは著作権を侵害しないという最高裁判所の判決があり、この件を相談した弁護士も問題ないと判断したとのこと。 同じようなパロディ作品として、「スター・ウォーズ」における「ファミリー・ガイ」、「ジェームズ・ボンド」シリーズ「オースティン・パワーズ」を例にあげています。

プロジェクトはすでに3年の構想期間を経ており、導入部のアートワークやアニメーション、調整などを準備してきました。 しかし構想が次第に大きくなるにつれ、彼らが用意できるものよりもはるかに多くの予算を必要とすることが判明しということです。

どのような作品になるかとても楽しみですが、それも資金調達に成功したらの話。 興味のある方はぜひKickstarterのページを訪れてみてください。

Kickstarter:Legend of Zelda Animated Movie Parody

《菜種》
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