タイトーの名を冠するアミューズメント施設の店舗ブランド「タイトーステーション」は全国に展開しており、最寄りに店舗があるという方も少なくないでしょう。
このアカウントが登場したのは、10月26日。日本列島が全体的に悪天候だった折りに、堂々のTwitterデビューを果たしました。ちなみに立地は、ピラミッドから徒歩3分とのこと。観光の合間に足を伸ばすには最適の距離と言えるでしょう。また砂嵐の際には避難所としての活動も行っており、営利目的のみならず地域貢献にも一役買っているようです。
この他にも、経営方針や設備面などユニークさが目を引く「エジプト店」。その特徴的なポイントを、このアカウントから分かる範囲でピックアップさせていただきます。
こちらは当店の入り口から見た風景です!非常に眺めがよく、アクセスも抜群なのでエジプトに観光に来た際には是非、当店をご利用ください!入り口にてケバブ†の販売も行っております! pic.twitter.com/II0mMFFNdO
タイトーステーションエジプト店 (@Taito_Egypt) 2014, 10月 27
・砂嵐が発生すると店内に砂が混入し床が滑りやすくなるので要注意。
・砂嵐による臨時休業などはしない方針。
・「縦に降ってくる音ゲーは苦手」な方のために、画面を90度傾けた筐体を数台用意。
・UFOキャッチャーの景品に「DVX用"ろくろ"」が。
・UFOキャッチャーのアーム設定は、一部商品を除き全て最高の「6」。ろくろすら持ち上げます。
・『ポップン』は、無印からラピストリアまで各種10台設置。
・『DDR』は全40台、8方向から撮影する環境を用意。
・27階「展望台フロア」に『ガンスリガーストラトス』20台設置。本物の天空(ストラトス)でのプレイが楽しめます。
・円高エジプトポンド安になれば、相対的に値下げ。
・『DDR』のパネルや『Dance Evolution』の床に発電床を設置し、電力削減。
・「エジプト店どこだよ」という案内への返答は「当店はエジプトにあります」。
・「ラクダを停めたいのですが設備はありますか?」への返答は「今作ってるからちょっと待って」。
その個性的な架空経営で早くも注目を浴びていた「タイトーステーション エジプト店」ですが、このたび「とある事情」にて閉店が明らかとなりました。その事情や、「お客様の皆様へ」と記された呟きが掲載されているので、閉店理由などに興味がある方はTwitterアカウントを直接チェックし、砂嵐の中に消えゆくエジプト店の煌めきを目撃してみてはいかがでしょうか。
■タイトーステーション エジプト店
URL:https://twitter.com/Taito_Egypt
なお、タイトーの公式サイトにて「エジプト」でゲームセンター検索をしても、「見つかりませんでした」が表示されます。この事実を留意したうえで、ごゆるりとお楽しみください。
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