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本作の攻略キャラクターは、主人公に「格好いい」「たくましい」「力強い」なんていう男らしい一面に心がときめくようなタイプではなく、「美しい」とか「綺麗」とか、肌が白くてすべすべとか、まつ毛が長いとか、いい匂いとか、女性を賛美するような表現がぴったりの人達です。
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とはいえ高級感はありつつも、煌びやかな飾りを身に着けるとか「女性」っぽい印象はないんですよね。それに傾城とて男性ですから、もちろん寝所では「男の顔」も覗かせるわけです。みさをちゃんをはじめ、プレイヤーはこのギャップに参ってしまうのかな、なんて気がします。
そして、フルボイスならではの声優さんの演技が素晴らしい!身も蓋もない言い方をすれば「エロい」に尽きるんですが、とにかくブレスとかリップ音が多い!多いよ!愛を売るのが傾城ですから、普通に話すシーンなのにしっとりとした艶っぽさ全開で、かと思ったら愛を囁く際にはちょっと必死で余裕のない具合も醸し出す…とでもいいますか。気になった方は、ぜひ公式サイトのサンプルボイスを聞いてみてください。結構長めなので、雰囲気はばっちり掴めると思います。
さて、そんな罪深い傾城を1人ずつみていきましょう!
■高尾(声:森久保祥太郎)
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吉原の遊郭「菊屋」の花魁で、自他ともに認める人気ナンバーワン。ちょっと派手好きで見栄っ張り、飾らない言葉遣いで他の傾城と言い争いになることもありますが、周囲を気にかける優しさも持ち合わせています。
一見、俺様然とした高尾ですが、根はとても繊細。心の底から愛する人のためならどんな困難にも立ち向かう、諦めない強さも備えた男前なキャラクターです。
太夫の座を欲しいままにする高尾ですが、なかなか年季明けの気配がありません。それにはある理由が…。また、みさをと高尾、惹かれあう2人の出生についても意外な事実が発覚。どう立ち向かうか、目が離せませんよ。
■ときわ(声:鳥海浩輔)
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ときわは半分異国の血が混ざった傾城で、金髪翠眼という容姿の持ち主。その珍しさ、歌や舞の美しさに惹かれる女性は後を絶たず、高尾や神楽に及ばないものの人気は上々でした。今はある出来事から、高尾の付き人として修業を命じられています。
「菊屋で成り上がるには、自分の姿を最大限に利用するしかない」と考えるときわですが、実は過去の出来事から容姿に強いコンプレックスも抱いています。みさをちゃんとの触れ合いで少しずつ頑なな心が解きほぐされていきますが、そんな中、吉原で位の高い傾城ばかりを狙った刃傷事件が発生。そこでときわの取った行動が、2人の運命を大きく変化させます。みさをちゃんが「ときわを男にする」献身っぷりにご期待!
■神楽(声:置鮎龍太郎)
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神楽は、高尾と菊屋での人気を二分する傾城です。剣術、古典、書道をはじめ、海外の学問にも造詣が深く、舞の美しさも一級品。ほとんど笑顔は見せず、客も選ぶという神楽ですが、幼い頃から面倒をみていたかげろうの事は誰よりも大切に思うなど、本当は優しい人物です。
傾城でありながら、ある「夢」のために己を研磨する神楽の姿に惹かれ、力になろうと奮闘するみさをちゃん。しかし高価な学術書を手に入れ、プレゼントしようとした矢先トラブルに巻き込まれてしまいます。思わずこっちが「なん…だと…」と凹んでしまうような出来事にもめげず、自分のことよりも神楽のためにと必死に頑張るみさをちゃんはすごいなって思いました。
■かげろう(声:野島健児)
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神楽の付き人として、修業を積むかげろう。まだ筆おろしも済んでいない見習いの身であり、ずいぶんと若いですが傾城としての才能は折り紙つき。神楽を兄のように慕い、その背を追うように学問や武芸の稽古を欠かしません。普段は学生服ですが、もちろん着飾った姿も見ることができますよ。
神楽にはとても素直なのに、周りにはキツイ言葉遣いなど可愛くない態度をとるかげろうですが、実のところは愛情の裏返し。時折みせる可愛らしさにはキュンとします。お世話になった神楽へ恩返ししたいというのも本音ですし、もっと勉学に励みたい、みさをちゃんを好きだという本音に思い悩む中、ついにかげろうにも傾城として初仕事の日が決まり…。最後の展開、ずるくないですか?!
■いろは(声:黒田崇矢)
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すでに年季明けし、今は菊屋の遣り手として店を取り仕切るいろは。「鬼の遣り手」と恐れられるほど容赦はありませんが、全ては菊屋のため。どうしてそれほど菊屋にこだわるのかは、彼の出生が大きく関係しています。高尾ルートでその片鱗が一瞬だけ垣間見えますが、詳しくはいろはルートで!慶次ルートもいろは好きは見ておきましょう!
もう客を取る立場にないいろはですが、みさをちゃんに根負けする形で郭遊びに興じることに。子供の相手をするような態度かと思えば、蠱惑的にみさをちゃんに接してくるなど、その本意はなかなか掴めません。低音ボイスの放つ色香と、肌色的な雰囲気を楽しみたい方におススメしておきます。
■伊東慶次(声:柿原徹也)
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やや強引で快活、生命力に溢れた菊屋の新入り傾城・慶次。歌や踊りの腕は本物ですが、傾城らしからぬ奔放な振る舞いが目立ちます。それでもどこか憎めない愛嬌と、他の傾城に負けないくらいの妖艶さが見え隠れする不思議な魅力がありますね。
そんな慶次は、ある目的のためにこの女宝島を訪れました。そもそも、何故この島では男が生まれないのか?何故男たちに苗字がないのか?といった世界観に迫るストーリーとなっています。他のキャラクターとは違い、吉原に留まらず色々と場面が移り変わるのも特徴的ですね。
杉田智和さん演じる、目元のほくろがセクシーな執事の「冴木」が登場するのもこのルート。他のルートをしっかり遊んで慶次ルートに挑戦してみてください。
なお、個人的な趣味と設定的なものによるおすすめ攻略順は、神楽orかげろう→ときわ→高尾→いろは→慶次です。ご参考までに。