『青鬼 ver.2.0』は、フリーゲームとして発表され、ニコニコ動画やYouTubeで高い人気を誇る『青鬼』を原作とした映画。ノベライズやコミカライズ、映画化など、さまざまなメディアミックスが行われている作品です。
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映画化はこれが2回目であり、前作ではAKB48の入山杏奈さんが主演を務めたことでも話題を集めました。そして今回の主演は、これが初主演という中川大志さんが抜擢されています。そんな中川さんは「プレッシャーはもちろんありました」と話しますが、同時に『青鬼』の世界へ入れることをワクワクしながらクランクインを待っていたといいます。
しかし、ホラーものは苦手という中川さんは、廃墟で行われた収録時は恐怖と戦いながら臨んでいたそうです。トイレの際には松島さんと一緒に行ったエピソードも明かし、会場を湧かせていました。一方で前川監督は中川さんに対して、「出番がないときも現場へ来て、VTRをチェックしていた」と、作品への真面目な取り組み方を絶賛していました。
そしてヒロインの杏奈役を務めた平さんも、やはりホラーは苦手とのこと。本作を事前に視聴したときは、母と、姉で女優の平愛梨さんとともに見たといいます。また、本作に出演するにあたって、平愛梨さんからさまざまなアドバイスをもらったことも話していました。
舞台挨拶の中では、キャスト陣が思い思いに作品のPRを考えるコーナーも設けられていました。ここでは中川さんが先陣を切って「この夏は、映画館で鬼ごっこ!」という自作のキャッチコピーを披露すると、平さんは「ぶるーぶるーっと震えてください、ブルーだけに」とダジャレで会場を湧かせます。これに乗ってきたのが久松さんで、「あ、お兄さん、青鬼見ていきませんか?」といった、『青鬼』とかけたギャグで会場のファンを温めていました。
そのほかにも、松島さんは即興の川柳、タモトさんは謎掛けで笑いを取ろうと努力する一方、勧修寺さんは真面目なメッセージでアピールしたりと、それぞれの個性が全面に引き出されたPRとなっていました。
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ちなみに、このコーナーでは青鬼が飛び入りで登場すると、もっとも良いPRを行った人を選出することになります。ここで青鬼が選んだのは、渾身のギャグを披露した平さんで、驚きつつも、喜んでいる様子でした。その後もサイン入りパンフレットの抽選会が行われるなど、最後までファンを楽しませる企画が満載の舞台挨拶となっていました。