
合同会社EXNOAは、メカ×美少女RPG『シャングリラドライブ』を2023年初夏よりDMM GAMESにてリリースします。
かなりの男性向けと言える本作は、少年心をくすぐるストーリーやメカもそうですが、なによりセクシーかつ可愛らしい女の子たちとの“触れ合い”がウリのタイトルです。3Dで描かれる美少女たちの物語を、メディア向け先行体験会にて堪能してきました。
◆シリアスな世界観に王道ストーリー…全ては「女の子可愛い」に帰結
本作の舞台は、「本能を司るAI」によってオートマタが人類へ反乱を起こし、人類の生息域の半分が制圧されてしまった世界。主人公たちは人類側として立ち向かうという「王道」なストーリーです。
まず筆者が驚いたのは、その展開の熱さ。オートマタによる襲撃から父親(司令官)との離別、さらに必死の脱出劇など、少年心をくすぐる場面が冒頭から押し寄せます。

ぶっちゃけてしまうとプレイ前の筆者は、本作のキモを“可愛らしい女の子とイチャイチャする”……そんなライトな設定が展開されるのだろうと侮っていました。
しかし、重めなシナリオに心打たれる結果に。仲間のために自ら戦場に打って出る主人公の性格もアツく、感情移入のしやすい“没入感の高いストーリー”になっていると言えます。


同時にこの「没入感」は、とはいえ本作のウリのひとつである“女の子の可愛さ”も引き立てます。ちなみにヒロインをはじめキャラクターのほとんどは3DCGで描かれており、だからなのかヒロインの人数自体は少なめ。
とはいえ、その分しっかりキャラクターを掘り下げてくれるので、ひとりひとりにより愛着が持てるような内容になっていると言えます。

そしてそんなヒロインたちと織りなすストーリーは、ところどころで「ご都合主義」が散見されるのが、実に良い味を出しています。
◆オートながら戦略性の高いバトルシステム

次は基本的にオートで進行するバトルシステムについてご紹介。「ライドギア」と呼ばれる高速機動メカに跨って戦う少女たちが、画面いっぱいに動きまわる様子は爽快です。
主人公(プレイヤー)は、司令官さながらスキル発動を指示していくほか、時には母艦「アキアカネ」からの援護も行います。スキルを発動するタイミング、そしてマップの進め方。このふたつを適切に対応することが、プレイヤーには求められます。

ちなみに先述の「ライドギア」は、その名の通り「乗り込む」タイプではなくて「跨る」タイプのメカ。バトル中は、少女たちが“良い感じのポーズ”で戦う様子を眺めることできます。


もし「そういうの興味なくて、本格SFが楽しみたい」と言う読者がいるのであれば、「それはゲームが違うよ……」とお答えしておきます。念押しで言うのですが、本作はこういうゲームなのです!
どれだけライドギアがかっこよくて、少年心をくすぐるストーリーだったとしても、『シャングリラドライブ』は可愛い女の子たちが魅力的なゲームであることには変わりありません。本作のシナリオ・世界観・バトルシステムはすべて「女の子可愛い!」に帰結するのです。
◆3Dだからこそ描かれる「女の子が俺の部屋でくつろいでる!」な感じ
さらに本作は、メカメカしい科学的な要素のほかに魔法などのファンタジーな要素も世界観に内包しています。バトルでは、それぞれユニットから魔法を発動可能。各キャラクターには種族などの設定も設けられており、例えば「セツ」という妖狐属性な女の子も登場します。

それらのファンタジー要素は、バトルのビジュアルやストーリーの多様さに繋がるものですが、プレイヤーの性癖、もとい嗜好を満たしてくれるという点でも重要です。

さて、先述の「セツ」のほかにも、THE・妹キャラの「コハル」と、お姉さんキャラの「エルトリンデ」、さらにはサキュバスギャルっぽい「ブレンダ」などバラエティ豊かなキャラクターが登場します。彼女らを含めて、体験時点で実装されていたヒロインは7名です。




そんなヒロインたちの姿は、ホーム画面でも堪能することができます。主人公のそばでリラックスしている様子に、筆者は思わず「女の子が俺の部屋でくつろいでる……!」という気分に。ずっと眺めていたくなるような緩さです。
3Dだからこそ強調される“存在感”は、(本稿では多く語りませんが)ヒロインたちとの触れ合いにおいても、さらなる没入感をもたらしてくれることでしょう。

ゲーム難易度にもバランスが取れており、筆者は継続して遊びたいと感じた『シャングリラドライブ』。……もちろん、今後追加される女の子たちの衣装・新キャラなどにも期待が高まります。
色んな女の子と触れ合うことができ、同時に少年漫画のようなアツさも持ち合わせている本作は、2023年初夏よりDMM GAMESで遊ぶことができます。