北欧神話をベースとした重厚な世界観と壮大なサウンドが物語を鮮やかに彩る2DアクションRPG『オーディンスフィア』が、PS2ソフトとして2007年にリリースされました。描き込まれた美しいグラフィックにも大きな注目が集まり、PS2でしか遊べない1本として多くの人から高い評価を博しました。
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そんなPS2版の発売から8年の歳月を経て、満を持して挑むリ・クリエイト作品として発表されたのが『オーディンスフィア レイヴスラシル』です。当時も息を飲むほど美しく描かれた世界とキャラクターの豊かな感情が、最新ハードで新たに蘇ることとなりました。
また進化するのはグラフィックだけでなく、2DアクションRPGとしてのシステムも、より爽快感を重視したものへと刷新。HDリマスターとはまったく異なる、2DアクションRPGにおける究極の到達点を目指す一作として、開発が鋭意進んでいます。
そんな本作の最新情報がこのたび到着し、『レイヴスラシル』独自の要素から、『オーディンスフィア』の基本的な世界観や設定などが一挙公開されました。新規の方は余すところなく予習し、PS2版を体験済みの人は新要素に着目しておきましょう。
■グウェンドリン(CV : 川澄綾子)
「この身を捧げてお仕えすれば、お父様はきっと愛してくださるわ」
北方の大国「ラグナネイブル」の姫君であり、魔王と恐れられるオーダインの次女。戦場では「オーダインの魔女」と畏怖されている。父の愛情を求め、亡き姉の槍を手に、空を駆る戦乙女。
■コルネリウス(CV : 浪川大輔)
「このとおり私の剣は特別だ。心配は無用、必ず姫の助けとなります」
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歴史ある大国「タイタニア」の王子で長身の美男子。ある時、目覚めると見知らぬ場所で小さな獣の姿になっていた。獣の姿になっても、自らの正義と理想と誇りの為、奮闘する。
■メルセデス(CV:能登麻美子)
「お母様と共に戦場を駆けたいのです」
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妖精の国「リングフォールド」の姫。母親であった先王の死により、妖精の国の女王となるが、幼い身であるが故に、様々な困難に巻き込まれていく。
■オズワルド(CV : 千葉進歩)
「戦いにそんな甘えが通用しないことを教えてやるよ」
妖精国リングフォールドの冷酷な戦士。竜殺しを容易くやってのける程の強さを持つ。育ての親メルヴィンの為に、どんな無謀なことも成し遂げようとする。
■ベルベット(CV:沢城みゆき)
「運命のまま死を待つくらいなら、立ち向かうわ」
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謎の滅亡をとげた、バレンタイン国の姫。素性を隠して森に住み、人々からは「森の魔女」と呼ばれている。亡き母が予見した死と呪いに怯えながらも、必死に運命に立ち向かう。
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