ゲームのクリアを大きく手助けしてくれる攻略本。今も注目ソフトを中心に攻略本がリリースされ続けていますが、昨今ではインターネット上で攻略情報を集める方も多く、最盛期ほどの数は出版されていません。
一方、ネット環境などが一般的にまだなかったファミコン時代には、数多くの攻略本がリリースされ、多くの少年少女が頼みの綱としました。当時はヒントが難解なソフトも少なからずあり、攻略本のお世話になった方も少なくないでしょう。
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そんな“攻略本”そのものにスポットを当てたユニークな一冊「ファミコン攻略本ミュージアム1000」の発売が明らかとなりました。本書は、ファミコンの攻略本およびファンブック1,032冊をすべて紹介し、また全冊をレビューするというもの。
“攻略本”それぞれの「表紙」と「内容」を、「出版社別」・「シリーズ別」に紹介。また、発行日順にリスト化したものや、「ファミコン攻略本の判型の謎」に迫る内容も掲載。ゲーム評論家・攻略本ライターとして活躍された故・成澤大輔さんに関するページも用意されています。
ゲーム文化に多大な影響を与えたファミコン攻略本1,000冊以上を網羅し、その全てを対象に書評を載せた、 史上初のゲーム攻略本研究書となる「ファミコン攻略本ミュージアム1000」。160ページに渡るその内容は、ゲーム史を垣間見ることもできる一冊となりそうです。興味がある方は、10月2日の発売日をお忘れなく。